ガラス越戸しの濃厚なキスシーンや
風呂場での湯浴みをしながらのカラミなど、
非常にエロティックで練り上げられた演出がふんだんに見ることが出来るものの
全てがシーンの羅列であり、
本作では夫、元彼、義父相手のセックスが3パートあるが、
じっくりとカラミを見せる様な演出とはなっておらず、
また時間も短い事から、抜くに値しないものとなっている。
社会派の巨匠・今井正監督が岡田英次、久我美子主演で描く恋愛映画の傑作
『また逢う日まで』をオマージュした様なガラス越しのキスと言い、
映画やドラマ的な印象を受ける作品であり、
実質的には、Vシネマとかロマンポルノ的な作品であり、
カラミが主体とはなっていないことから、
はっきりと言って、本作はAVの体裁を成し得ていない。
また、元彼(男優チャラス吉村)が出てくるプロットは、ストーリー的に不要であり、
小沢徹の息子役に男優が幸野賀一が起用されているが、
どう見ても親子とは思えないキャスティングであり、
リアリティの欠片も感じられない作品となっており、
せっかく練り上げられた筋書きが台無しなものとなっている。
ドラマとして破綻し、AVとして成立しておらず、
本作はゴミである。なぜなら、抜けないAVはゴミであるからだ。
ヘンリー塚本監督は歳を取りすぎたのであろう。
呆けて、AVが抜く為のものであることも忘れ去ったのであろう。
もはや、実をつけることが出来ずに立ち枯れた無花果の木である。
ショートフィルムならいざ知らず、
もはや長編を撮れば自己満足と言う名の駄作でしかないのならば、
完全な老害と成り果てる前に、引退すべきである。
結果的に、抜けない作品である。
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