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ゴリとラーのAV放浪記

鑑賞したAVを、感想文的にブログに記録しておこうと思います。

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カンパニー松尾 監督25周年特別企画 輝け!日本ハメ撮り大賞 2013 part.1

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15名のハメ撮りを審査してグランプリを決める作品であるが、
本作では、8名のハメ撮りが収録されており、

残りのメンバーと審査結果は次作「part.2」にて公開、発表される。

尚、2001年に発売された『驚きナマ撮り21世紀』のリメイク作品である。

内容は、180分で8部構成。

審査員の自己紹介から始まり、出演する女優達(春原未来 原千草 佐々木まお)の
インタビューへと続き、


3名の女優に15名の監督や男優が3名1組のチームを組み、
くじや話し合いで対戦相手を決め、制限時間60分で同時にハメ撮りを開始し、

終わって審査をしながら、また次のチームがハメ撮りするという超タイトなシステムで
送るのがこの日本ハメ撮り大賞であるとの説明がなされている。


ここで、チームヤングの梁井一、みならい、望月英吾が登場し、
自己紹介やハメ撮りのコンセプトが語られている。


最初のパートは、梁井一vs佐々木まおである。

コンセプトは、「イラマチオしまくり、汁まみれSEXのはずが・・・・」。

ここでの監督はボソボソと不明瞭に話している事で、
非常に聞きづらく不快に感じられる。

また、女優はイラマチオされて嘔吐き咳き込むなどの抜群のリアクション見せているものの
イラマチオ自体はガンガン突く様な激しいものではなく、生ぬるく時間も短い。 

総じて、素人のハメ撮りの様な普通のセックスであり、

女優に対しての前戯はほぼなく、また絶頂するシーンもない。

オフショットで、女優はイラマチオが苦手と述べており、
それ故にリアクションがよかっただけであった事が伺える。


2番目のパートは、みならい監督vs原千草である。

コンセプトは「ある日、動物と暮らす」であるが、
ただ、女優にアニマル柄の被り物をさせただけで

特別なシチュエーションがある訳でもなく、
内容的には、動物云々は全く関係ない普通のハメ撮りである。

ポップなイメージシーンから始まっており、
カメラワークはブレを見せず、画面は見やすい。

ここでの監督は、前戯で1度、ファックで2度、女優を絶頂に導くが、
女優のパフォーマンスを引き出しているとは言いがたい。


3番目のパートは、望月英吾vs春原未来である。

「ナイスキャンペーンガールとエロプロデュサー」と言うコンセプトのもと、

キャンギャルに枕営業的に痴女られるプロデュサーと言う設定のコントから始まり、
そのシュチュエーションのまま、女優は言葉責めをして監督は奉仕すると言う内容で、

前戯はほぼ女優のターンで手コキ、フェラしまくり、

女優はファックされながら自らアナルに指を入れる場面も見せているが、
絶頂シーンは見られない。

最後は尻に射精された女優は、床にこぼれた精子を舐め取っている。

尚、キャンペーンガールの衣装のサイズが合っておらず、
胸がガバガバとなっており、雑な印象を受けた。


ここで、審査の風景が映し出され、

審査は編集された完成版ではなく、撮り素材をその場で早送りしながら審査します、
なので見た目のインパクトやコンセプトそのものが重要になります。

そして、全てのハメ撮りをその場で見て、最終的に大賞1名、各審査員賞、
女優賞などを最後に発表します。

とテロップが流れての審査方法が解説されている。


ここで、チーム男優のシミケン、森林原人、黒田将稔が登場し、
自己紹介やハメ撮りのコンセプトが語らている。


4番目のパートは、しみけんvs佐々木まお。

「心を裸に」もと言うコンセプトのもと、シミケンは女優に質問をしながらの
愛無に長い時間を割いており、カメラ捌きも悪くなく、意外と見れるものとなっている。

ただ、女優は絶頂シーンを見せていない。


5番目のパートは、森林原人vs原千草である。

コンセプトは「中2の頃 こんな大人に憧れた」である。

ファックしているシーンから始まり、女優はブルブルと痙攣して3度の絶頂を見せ、
口に射精された後、電マでオナニーをして立て続けに絶頂すると

森林は2回戦目のファックを敢行して女優を何度も絶頂に導き、
最後は、あらぬ方向にカメラが向いて、女優の喘ぎ声だけが聞こえるシーンで終わっている。

ここではカメラを固定しているシーンが多いが、
女優の凄まじいパフォーマンスが見れる事から、冗長には感じられない。

尚、女優のパフォーマンスを最も引き出しているカラミでもある。


6番目のパートは、黒田将稔vs春原未来である。

「スノハラミキの中に入っている人の本性がわかります」のコンセプトのもと、

黒田は、長々と会話をして女優のプライベートエロエピソードを赤裸々な聞き出した後、
本格的なカラミへと突入するが、セックス中にも会話を重ねており、

女優自らパンストを破るシーンや男優の体にキスマークを付ける場面も見られ、
ファックは単調であるが、最後にハードファックで女優の意識を一瞬飛ばして悶絶させる
場面が、クライマックスで最大の見せ場である。

尚、前戯での絶頂は1度のみとなっており、

最後は舌上射精をしており、顔射しなかった事は評価できる。

事後、余韻を見せずに会話をしているが、これはくどい感じられた。 



ここで、女優の膣にインターバルを与える為のコーナーとしてフェラ抜きで対決する
ケンサク、ウルフ田中、中山ひろゆきが登場して自己紹介とコンセプトが語られている。


7番目のパートは、ケンサクvs佐々木まお。

「猫娘 ニャー ニャー ニャー」と言う意味不明のコンセプトのもと、
猫耳をつけた女優がネコと言う体裁でコントから始まっており、

猫が人間に変身してエッチな事をすると言う2次元的なシチュエーションで、
女優に言葉責めをさせ、フェラ抜き対決であるのに、

最後は、女優に長々と手コキさせて射精すると言うラストとなっている。


ラストパートは、ウルフ田中vs春原未来である。

コンセプトは「「真意一到」であり、
意味は、「真実のみを信じ、それを貫くこと」である。

友人の結婚式で撮影を頼まれた僕が、見知らぬ女性にトイレに連れ込まれて痴女られる
と言うシチュエーションが展開されており、

女優はフェラをするとウルフの巨大なペニスを根元まで咥え込む
ディープスロートをして涎をダラダラと垂れ流しており、

膣を弄ってグチャグチャと濡れ音を響かせてオナリながらフェラをして、
ここでも最後は手コキでの射精となっている。

ここでの女優はパーティドレスを着ており、
胸を見せる場面はあるが、基本着衣プレイである。

スーツ姿の男優とパーティドレス姿の女優が絡む姿はセンスのよさを感じられ、
自然光の使い方も悪くなく、悪くないフェラ抜きハメ撮りである。


そして、最後に、「オナニーも好きだけど、たまにはセックスもね」と
テロップが流れているが、これはAVでは言ってはいけない言葉である。


以後のハメ撮りは、次作の「part.2」で公開され、そこで審査結果も発表されるが、

ここで個人的に、本作の総括をすると

まずは、梁井一であるが、彼女には出来ないからと言う理由だけで、

イラマチオをコンセプトにしているが、浅はかでゲスな発想であり、

素人のハメ撮りの様な普通のセックスをして肝心のイラマチオは、生ぬるいものであり、
結論から言うと失格である。


さて、梁井一以外の監督は、シチュエーションを用いてのハメ撮りをしているが、
みならい監督は、女優にアニマル柄の被り物をさせただけでのもので、

コンセプトが浅はかで意味不明であり、センスがしょーもない。

望月英吾監督はきっちりと最後まで寸劇を展開しているが、
個人的には、痴女モノは好みではないので、彼のハメ撮りの良し悪しや是非はわからない。

ただ、シチュエーションで撮るなら、ハメ撮りよりも普通の客観撮影の方が
画面が見やすく有利だと個人的には思っており、

なぜ、ハメ撮り監督達がシチュエーションに拘ったのか理解に苦しむ。

おもしろいのは、男優であるしみけん、黒田達は女優の内面や素を撮ろうとする

ハメ撮りの本質に近いコンセプトを掲げていることであり、

予想に反して、男優陣の方がより解りやすく親しみやすいハメ撮りをしている。

ただ、しみけんは、コンセプトに嵌まりすぎたが為、
男優の手管を見せ付けることができず、女優を絶頂に1度も導けず、これはいけない。

なぜならば、男優は女優のパフォーマンスを引き出す事が仕事であり、
絶頂のないセックスなどは、なんの意味もないのだから。

また、黒田は、良し悪しは別として彼のエロい妄想を女優に投影している節があるものの

コンセプト通りに女優にぶっちゃけさせて、赤裸々な性を聞き出しており、

特筆すべきカラミではないけれど、ハードファックで一瞬女優の意識を飛ばすと言う
クライマックスを見せ付けている。

尚、森林原人は、エロい女とエロいセックスをすることが一番のエロであると語っており、

おそらくは、それがエロスの本質であろう。

彼は、カメラ捌きの技術的なことはどうでもいいとまで言い放っており、

確かに、みならい監督と比べれば、カメラワークは雲泥の差であるが、

最初からハードファックで責め立てて、射精した後も女優にオナらせ、

さらにペニスを突き挿して2回戦に突入すると言う

内容は、遥かに原人の方がエロいカラミとなっている。(対戦女優は、どちらも原千草)



フェラ抜きパートにおいては、

ケンサク監督のコンセプトは二次元ではよくある話であるものの
雑でくだらない演出をしている為にバカバカしいものとなっており、

もっと演出を練り上げるべきであり、フェラ抜きであるにも関わらず、
女優に長々と手コキさせて射精しており、

何かを拗らせたキモヲタの様な感性の

ケンサクとか言う監督は、もうダメかもしれない。

対して、男優のウルフは、わかりやすいシチュエーションを設定して、
画面も見やすく、センスも感じられる。


監督陣は、ハメ撮り云々関係ないコンセプトを掲げ、

それに反して、男優陣はハメ撮りにしか出来ないコンセプトを追求しており、

その結果、相対的に、監督達のハメ撮りはクオリティが低くなり、

男優達は、その手管を存分に生かしたハメ撮りを展開しての圧勝の感がある。


フェラ抜き対決でも同様で、ケンサク監督は全ての面において、

ウルフ田中に遠く及ばない。


総じて、監督達がハメ撮りの根幹から足を踏み外し、

男優達がハメ撮りの本質を追求すると言う

本末転倒な興味深い結果となっている。


尚、次作にて、15名のハメドリストからハメ撮りグランドマスターが選ばれるが、

おそらく、その称号はなんら意味をなさないものである。

撮り素材をその場で早送りしながら審査をすると言うことであるが、

古今東西、早送りを前提にAVを撮る監督がいるのか。否。

ユーザーが早送りで見るのか。否。

もし早送りで見る場合は、糞の様な作品であろう。


早送りで審査などとは、沙汰の外である。

そこには、ユーザーが介在していないのだから。

ならば、イコールコンディション。

審査員同様、ユーザーにも撮り素材を早送りで見せればよい。

早送りで収録したAVにすればよい。


それはできないのであろう。それだけは出来ないのであろう。

たとえ、HMJMであっても。例え、カンパニー松尾であったとしても。

だとすれば、ユーザーが見ているものと全く異なる素材で、

審査をした「ハメ撮り大賞」などと言うものは、

仲間内の余興にすぎないのではないか。



本作での個人的な順位をつけるとすれば、

森林原人、黒田将稔、みならい監督、しみけん、梁井一となる。

尚、しみけんとみならいとの差異は、絶頂の有無だけである。

また、望月英吾監督に関しては、痴女モノなので判定出来ない。



カンパニー松尾 監督25周年特別企画 輝け!日本ハメ撮り大賞 2013 part.1カンパニー松尾 監督25周年特別企画 輝け!日本ハメ撮り大賞 2013 part.2テレクラキャノンボール BEST 8時間

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