2番目のパートは、セックスである。
借金取り役の男優染島貢に、返済を伸ばしてもらう為にヒロインが体を差し出すと言う
設定であまり乗り気でない男に対して「生でいいから」と懇願し、
それならばと言う流れでカラミが始まり、愛撫されフェラをし、
ペニスを挿入されると喘ぎ悶えて何度も絶頂し、
最後は、腹に射精されている。
3番目のパートは、セックスである。
金に困り果てたヒロイン、アパートの隣人宅に押し掛けてまで体を売ると言う内容で、
男優安大吉とのカラミであるが、絶頂シーンは皆無であり、使用に耐えない。
ヒロインは一戦交えた後、階上の住人ジョニー岡本へも体を売りに行くシーンが
映し出されて終わっている。
ラストパートは、セックスである。
夫を送り出した後、入れ替わりで安大吉と住人ジョニー岡本がやってきて
セックスと言う流れであるが、純粋な３Ｐではなく、
男優が入れ代わりながらの１対１のカラミがメインとなっており、
セックスに参加しない男は、ビールを飲んで鑑賞している演出が取られている。
ここでも女優は、高いパフォーマンスを発揮して何度も絶頂する姿を見せている。
エピローグは、春を売っていた事が夫にバレたヒロインは、
何とか許しを得るが、それでもホスト通いが止められずに、
相も変わらず、下衆い男達に体売る日々を過ごす事を示唆している。
女優は、水原さな。
きれいな顔立ちをしており、
身長153cm、スリーサイズは、B86cm W62cm H85cm。
Cカップのバストに、腰は括れて、程良い大きさの尻をした
ムチムチした適度な肉付きの肢体である。
借金の返済の為、春をひさぐと言う手垢に塗れたプロットであるが、
ありふれた題材だけに不自然な問題が生じる事も少なく、
ドラマティックな盛り上がりはないものの
ドラマ作品としては普通に見る事の出来る作品となっている。
しかしながら、今時、飯場で労働者達を相手にするなど
平成になって２７年も経過しているにも関わらず、
センスがあまりにも昭和的であり、
利息の返済が１万円と言う所から推測しても
春を売る程に借金しているとは信じがたい面もあり、
近隣住人に１万円で体を売るくらいなら、
常識的に考えれば風俗で働くのではないだろうか。
細部まで詰め切れていない印象を受ける作品でもある。
また、８０分と収録時間が短いにも関わらず、
フェラ抜き、セックス×３と言う構成を取っている事で、
１プレイ当たりの時間が極めて短く、じっくりとカラミを味わう事が出来ない。
特に、安大吉が担当するシングル戦は絶頂シーンが皆無であり、
使用に値しないものである事から、こんなパートを削除して
他のセックスパートに時間を割くべきであろう。
この手の本格的なドラマ指向の作品によく見られる傾向であるが、
ドラマ性を重視するあまり、肝心要のセックスを軽視すると言う
本末転倒な作品となっている。
おそらく、ドラマ性を重視する事で、製作陣が自己満足に酔って思考が停止し、
結果としてユーザーの事を全く考えていないと言うことなのだろう。
しかしながら、女優は敏感にビクンビクンと反応し、
短い時間の中で、ビクビクと全身を痙攣させて何度も絶頂すると言う
賞賛に値する性的パフォーマンスを発揮している事で、
３つあるセックスパート中、２つが使用に値すると言う離れ業をやってのけている。
結果的に、抜ける作品である。
