ゴリとラーのＡＶ放浪記

ネトラレ属性がある夫が、欲求不満の妻をＡＶに出演させてと言う体裁の企画。

内容は、五部構成。

最初は、面接シーンであるが打ち合わせができていない為か
監督と女優の会話が噛み合わない。
性感チェックで、全裸になり愛撫で逝かされる。

ここからの３パートは、全てロケバスの車内で行われる。

二つ目のパートは、演出的に、痴女とＭ男の関係での車内でのフェラ抜き。

三つ目のパートは、待ち行く人を逆ナンパしての車内でのフェラ抜き。
ここでもどちらかと言うと女優が痴女的な言葉使いをしている。
尚、逆ナンパと言ってもスタッフが仕込みの男優を連れてくると言うお粗末な内容である。

四つ目のパートは、ロケバスを人妻の家の前に駐車して、
旦那に電話で声を聞かせながらのセックス。
男優は、初めは責めてはいるが、何故か途中からＭ男っぽい反応になってしまっている。

ラストパートは、ホテルの一室でのセックス。
途中で旦那役が登場し、一瞬女優は驚きのリアクションを見せるが、
その後、普通に旦那役がフェラ抜き要員として参加し３Ｐの体裁となる。

女優は水沢えみり、初見である。

とびきりの美形ではないが、それなりに整った顔立ちをしており、
女子高生から本作のような人妻まで幅広い役柄をこなしている。

下腹部等の脂肪が、若干弛み気味だが、決してポッチャリした体形ではなく、
色白の肌とＦカップのバストと相まって
ムチムチして柔らかく抱き心地がよさそうなの肉付きのカラダである。

陰毛の面積は少し広いが、パイパンからすこし生えてきたぐらいの感じである。

フェラは上手にこなすが、パイズリのテクニックはない。

エロモードに入るとＭ性を感じるイヤラシイ目つきになり、
性器が濡れている事を指摘されると「ごめんなさい」と謝るところ等に
強いＭ性を見て取る事が出来る。

また特筆すべきは、その感じ方であり、とても敏感な反応を示す。
クリトリスを含む女性器だけでなく、乳首やアナルの愛撫にも
痙攣するように、ビクビクと感じている。

また、喘ぎ声もよく出ており、よく逝っている。


最初のインタビューシーンからずっとハンディカメラでの撮影であり、
下手なハメ撮りよりも質の悪いカメラワークで、画が最低である。

この女優にはＭ性を感じるが、痴女的な演出をさせているパートが多く、
ロケバス内で裸にさせているのに、羞恥心を煽るような演出は一切なく、
ロケバスを使用している意味がわからない。


女優は敏感で、感じ方の反応は良好だが、フェラ抜きパートで多くの時間を取る為
それを見る機会が少なくなってしまっている。
ラストが、彼女のセックスをじっくり見る事が唯一のパートであるが、
それでも、女優のポテンシャルを発揮させるようなカラミになっていない。

ドラマものではクオリティが低い作品が多く、
個人的にはほとんど見ないタカラ映像と言うメーカーであるが、
企画モノ、ドラマものに関わらず品質は悪いようである。

全く使えない最低の作品であるが、
唯一の収穫は、水沢えみりと言う感じ方のすこぶる良い女優を発見出来たことだけである。



結果、抜けない作品である。