2番目のパートは、セックスである。
女優の勤務先のガールズバーへドッキリ的に押しかけ、
リモコンローターを使用したり、露出したりと監督及び男優が
好き放題しているのは構わないが、羞恥を煽る演出は皆無であり、
女優は大きな喘ぎ声を上げたりしているが、仕込みの店員や客が
全く以って無関心であり、終盤、店内から客や店員が姿を消すなど
有り得ないシチューションの為、
リアリティが全く以って感じられず、監督の頭の悪さが推察される。
ラストは、スタジオでの４Ｐとなっているが、
ここまで自分だけで盛り上がって終始、喋り続ける監督にも引くが、
ここでは、男優までもが調子に乗ってはしゃいでおり、
全く笑えないバカな会話には、ハッキリ言って興ざめであり、
女優が、凌辱的なセックスを希望しているにも関わらず、
乱痴気な雰囲気を醸し出すドアホ監督の演出には反吐が出る。
また、起用された男優は、３人共に見た事もない三下である事から
連携が巧く取れておらず、テンポの悪いカラミとなっており、
プレイに関係のない第三者である監督が、女優に余計な事を言わせるシーンも
多発している事で、テンポの悪さに拍車をかけている。
また、セックスの最中、スパンキングや首絞めなどのシーンもあるにはあるが、
始まりがふざけたものである為、整合性が取れずに意味を成し得ていない。
145分の収録時間で３部構成となってはいるが、
監督が悪目立して自己満足する為のシーンに多くの時間が割かれている事で
全体的に極めて冗長に感じられ、
TODOとか言うアホでもＡＶ監督が出来るのか、
そもそもアホしか人材がいないのかは解らないが、
いずれとは言わず、早急にこの業界は崩壊するであろうことは
火を見るよりも明らかである事を証明している。
ただ、女優のポテンシャルは素晴らしく、
感度抜群にビクビクして喘ぎ悶えて感じまくり、
ビクビクと激しい痙攣を見せて何度も何度も絶頂すると言う
高い性的パフォーマンスを発揮している。
総じて、本作の価値は、この女優さんを発見できた事こそが唯一である。
結果的に、抜ける作品である。
であるが、仮に100円ショップで売っていても買う価値はなく、
道端に新品で追っていても絶対に拾わない作品でもある。
