あの娘のドキュメント AV女優 春原未来のすべて
春原未来をキャスティングしたタートル今田監督の
ハメ撮り旅行ドキュメント作品である。
尚、女優は企画会議から参加しており、
撮影では被写体でありながらＡＤの様に事細かな働きを見せ、
まさに、女優と監督で作り上げた二人三脚でのドキュメンタリーとなっている。
３時間を超える収録時間であるにも関わらず、ハメ撮りは２回しかなく、
最初のセックスが始まるまで、９０分も待たされることからも
「抜き」に特化した作品ではなく、あくまでも春原未来と言う存在を
メインに考えられたドキュメントである事を伺わせる。
とは言え、冗長だとか退屈だとかは全く感じず、
雪原にダイブして絶叫し、自己評価の低い、自己犠牲の精神に満ち溢れ、
良く笑い、号泣し、よく食べ、よく飲み、トリッキーで、スッピンで、
儚くも美しい春原未来の赤裸々を見る事ができる
普通、ドキュメント作品と言っても、
セックスパートは別途独立したものになりがちであるが、
ここでは、カラミでさえもドキュメントの一部を構成するものの様に感じられ、
それは、デフォルトされた見せる為のセックスではなく、
春原さんが希望したセックスで、監督もそれを快く受け入れており、
特に、最後のセックスでは、女優が寝ぼけながらハメられ、
ハメられながら歯磨きをし、顔を洗うと言う見たことのないハメ撮りであり、
中盤から終盤にかけては女優が悶絶するシーンも見られるなど
画的には、ＡＶっぽい感はあるものの
それでも、セックス中でも、春原未来さんの存在は大きく、
ドキュメントの続きと言うか、これすらもドキュメントであり、
あまりエロスを感じる様なものではないと言う
不思議なセックスを見せられる。
また、酔っぱらった春原さんに煽られて
膣の中で小便した監督は、「バカじゃないの」と言われ、
さらには、春原さんもベッドの上で大量に放尿して「バカじゃないの」と
言い返されるカオスな展開も見られ、
その後、バスルームで後始末に励む監督がなんとも健気である。
今田監督は、女優に対して「なんでもきっちり仕事をする」的な発言をしている。
確かに、彼女は半端でないプロフェッショナルである故に、
キャストした時点である程度のクオリティは担保されるのであろう。
だが、個人的には、キカタン以降の彼女の作品を見ると消化不良を起こす。
何故か。それは、彼女は高性能であるが、特性が非常にピーキーであり、
故に、多くの監督が彼女を使いこなせずに、
ポテンシャルを１００％引き出せていない。
では、タートル今田監督はどうであろうか。
本作はドキュメントである以上、こうあるべきと言う縛りはないが、
ＡＶと言う枠組みは確実に存在する。
しかし、女優はＡＶクラスタの中での予定調和を求めてはおらず、
ピーキーに回転を上げ、ギアを上げて天に駆け上がっていく。
今田監督は、春原未来と言う天体を観測するスターゲイザーとなる事で、
彼女の全力のパフォーマンスを、確実に映し出す事に成功しており、
故に、本作は、超絶素晴らしいドキュメンタリーに仕上がっている。
しかしながら、春原未来と言うＡＶ女優としての虚像は、
複雑で、深奥で、存在を明確に理解するのは難しい。
タートル今田監督は彼なりの理解をテロップに飛ばすが、
だからと言って、それが最適解とは思えない。
個人的な結論は、ピーキーで純粋で難解を極める存在。
それこそが、彼女の魅力なのであろうし、
少なくとも個人的には、彼女に物凄く惹かれたし、魅せられた。
結果的に、利休ヅラで「これは良い」と言える素晴らしいドキュメント作品である。
雑感であるが、
始まりと終わりが「恥ずかしいカラダ」っぽくて、
オリジナリティと言う点において残念に感じられた。
あと、今田監督が「テレクラキャノンボール」の時よりか
疲れた顔を頻繁に見せていたんだけど、春原さんの圧に晒されたからだろうか？
あと、今田監督が首からぶら下げてたアクセサリー、かっこいい、欲しい。
あと、関係ないけど、今田監督が携わった『黒島を忘れない』の
クラウドファウンディング企画は、どうなっているのだろうか？
・・・・・・・・・・おしまい。
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最初のセックスが始まるまで、９０分も待たされることからも
「抜き」に特化した作品ではなく、あくまでも春原未来と言う存在を
メインに考えられたドキュメントである事を伺わせる。
とは言え、冗長だとか退屈だとかは全く感じず、
雪原にダイブして絶叫し、自己評価の低い、自己犠牲の精神に満ち溢れ、
良く笑い、号泣し、よく食べ、よく飲み、トリッキーで、スッピンで、
儚くも美しい春原未来の赤裸々を見る事ができる
普通、ドキュメント作品と言っても、
セックスパートは別途独立したものになりがちであるが、
ここでは、カラミでさえもドキュメントの一部を構成するものの様に感じられ、
それは、デフォルトされた見せる為のセックスではなく、
春原さんが希望したセックスで、監督もそれを快く受け入れており、
特に、最後のセックスでは、女優が寝ぼけながらハメられ、
ハメられながら歯磨きをし、顔を洗うと言う見たことのないハメ撮りであり、
中盤から終盤にかけては女優が悶絶するシーンも見られるなど
画的には、ＡＶっぽい感はあるものの
それでも、セックス中でも、春原未来さんの存在は大きく、
ドキュメントの続きと言うか、これすらもドキュメントであり、
あまりエロスを感じる様なものではないと言う
不思議なセックスを見せられる。
また、酔っぱらった春原さんに煽られて
膣の中で小便した監督は、「バカじゃないの」と言われ、
さらには、春原さんもベッドの上で大量に放尿して「バカじゃないの」と
言い返されるカオスな展開も見られ、
その後、バスルームで後始末に励む監督がなんとも健気である。
今田監督は、女優に対して「なんでもきっちり仕事をする」的な発言をしている。
確かに、彼女は半端でないプロフェッショナルである故に、
キャストした時点である程度のクオリティは担保されるのであろう。
だが、個人的には、キカタン以降の彼女の作品を見ると消化不良を起こす。
何故か。それは、彼女は高性能であるが、特性が非常にピーキーであり、
故に、多くの監督が彼女を使いこなせずに、
ポテンシャルを１００％引き出せていない。
では、タートル今田監督はどうであろうか。
本作はドキュメントである以上、こうあるべきと言う縛りはないが、
ＡＶと言う枠組みは確実に存在する。
しかし、女優はＡＶクラスタの中での予定調和を求めてはおらず、
ピーキーに回転を上げ、ギアを上げて天に駆け上がっていく。
今田監督は、春原未来と言う天体を観測するスターゲイザーとなる事で、
彼女の全力のパフォーマンスを、確実に映し出す事に成功しており、
故に、本作は、超絶素晴らしいドキュメンタリーに仕上がっている。
しかしながら、春原未来と言うＡＶ女優としての虚像は、
複雑で、深奥で、存在を明確に理解するのは難しい。
タートル今田監督は彼なりの理解をテロップに飛ばすが、
だからと言って、それが最適解とは思えない。
個人的な結論は、ピーキーで純粋で難解を極める存在。
それこそが、彼女の魅力なのであろうし、
少なくとも個人的には、彼女に物凄く惹かれたし、魅せられた。
結果的に、利休ヅラで「これは良い」と言える素晴らしいドキュメント作品である。
雑感であるが、
始まりと終わりが「恥ずかしいカラダ」っぽくて、
オリジナリティと言う点において残念に感じられた。
あと、今田監督が「テレクラキャノンボール」の時よりか
疲れた顔を頻繁に見せていたんだけど、春原さんの圧に晒されたからだろうか？
あと、今田監督が首からぶら下げてたアクセサリー、かっこいい、欲しい。
あと、関係ないけど、今田監督が携わった『黒島を忘れない』の
クラウドファウンディング企画は、どうなっているのだろうか？
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