ゴリとラーのＡＶ放浪記

本作は、ベイビーの「女体拷問研究所」のシナリオにも参加している官能小説家
藤隆生が、原作・脚本を担当しているようだが、ストーカーが姉妹を犯すと言う
至って単純なストーリーである。


姉役に、椎名ゆな（24歳）。
綺麗なお姉さんとい言ったクールな顔立ちに、
身長158cmに、B88cm W58cm H85cmと言うサイズで、
大きく見えるEカップの形の良いバストに見事なクビレ、
肉付きの良いヒップと魅力的な脚線美、スタイルはほぼ完璧な
迫力ある肉感的なボディであり、見ているだけで興奮させられる。

感じ方に、特筆すべきものはないものの、普通によく感じている。


妹役には、麻生香月（22歳）。
髪型や毛色のせいだろうか、見た目はキャバ嬢風で色っぽい顔立ちである。
身長162cmで、B85cm W60cm H88cmと言うサイズで、
小さな乳首に大きな乳輪が特徴的なFカップのバストは大きく柔らかそうだが、

外側を向いて若干垂れ下がっており、ヒップは程よい大きさで形もよい。
スタイル全体的に、細いラインである。

感じ方、イキ方は良好で、少しの愛撫でも敏感に反応しており、喘ぎ声もかなり激しい。　

また、ほぼ演技をするシーンがないが、犯されている途中、
ずっと泣きっぱなしの演技は意外と良いと感じた。


内容は、150分で、７部構成。


最初のパートは、麻生香月のレイプである。
拉致られ、下着姿で両手を拘束された状態から始まり、ローター、電マで責められ、
強制的にフェラ、そしてファックへと展開し、フィニッシュは、顔射である。

女優は口では抵抗し、涙も流しているが、如何せん敏感な体質の為、
感じまくっているのが見て取れ、レイプの悲壮感はゼロであり、演出的には失敗であるが、
なかなかよい反応で、これはこれで興奮出来る。

尚、最終的には、全裸になっている。


２番目のパートは、椎名ゆなのレイプ。
何故かＳＭ部屋のロケーションで、妹のヌード写真をネットでばら撒くと脅されて、
自ら服を脱ぎ、乳房縛り、後手縛りをされての電マで責めで感じまくっており、
ファックで絶頂に達している。
脅されて観念しているので、抵抗はしないものの、
卑劣なストーカーに逝かされる屈辱感的な演出は皆無。
また、何故か射精のシーンはなくフェードアウトしている。

ここでは、縄の長さを合わせずに緊縛した為に、なんとか形になってはいるものの
おかしな縛りになっており、完全なＮＧシーンであるのに、撮り直しをしておらず、
雷蔵とか言う監督の無能ぶりが、露呈した結果となっている。


３番目のパートは、麻生香月の調教と言う体裁である。
写真をバラ撒くと脅されて呼び出され、下着姿で、手と足を拘束されて、
愛撫されるも、半泣きであるが、感じまくっており、
クンニと手マンで悶絶しているところで、終了している。

ストーカーは調教と述べているが、どこが調教なのかよくわからないし、
ストーリー的にもエロ的にも、あまり意味を見出せないパートである。


４番目のパートは、椎名ゆなのセックスである。
自ら全裸になる事を命令され、フェラをさせられる。
その後、なし崩しにセックスへ展開し、女優は何故か、感じまくってしまっている。
フィニッシュは顔射である。


５番目のパートは、椎名ゆなが脅迫のネタ画像が入ったパソコンを盗み出そうとするが、
バレて、お仕置きと称して、全裸にボールギャクを噛まされ、イスに拘束されての
バイブ責めである。

途中、呼び出された妹、麻生香月が合流、姉の前で全裸で絶頂させられる。
その後、椎名ゆなも妹の前で、逝かされるという展開である。


６番目のパートは、椎名ゆなが妹の前で嬲られる体裁で、犯されるというもの。
しかしながら、男優は射精せずに、終了している。


ラストパートは、姉妹ともに犯されるというものである。
姉妹共に、全裸で拘束され、姉から順にバイブで逝かされ、

まず、麻生香月が姉の前で犯され、中出しされ、
次に、椎名ゆなが妹と折り重なった状態でファックされ、
妹の真横で、中出しされる。

尚、中出しする際に、二人共に、「赤ちゃんを生ませて下さい」と無理やり言わせている。




お互いのことを思いやり、姉妹がそれぞの知らないところで、ストーカーに嬲られる
のは、おもしろい趣向だとは思うが、
ストーリー的には、原作があるとは思えないほど、単純でなんの捻りもないものである。

150分という長い収録時間でありながら、射精を伴わないファックシーンや
中途半端な責めなど、必要のないパートがあり、

肝心のシーンで、女優をじっくり責めるだけの尺が無くなっているのは、残念である。

また、姉妹が犯されるシーンや卑劣なストーカーに犯されているのに
体が感じてしまうシーンでの悲哀感がまったく演出されておらず、

バッドエンドであるもの関わらず、悲壮感は全く感じない作品である。


ただ、物語が単純な為に、あまり深く考えずに、セックスシーンを見ることができ、
女優は、二人共にパフォーマンスが高い事を考えれば、

監督が自己満足で、手の込んだ演出をしての駄作よりは、
何も考えないで製作した本作の様な凡作の方が、まだマシかもしれない。


結果的に、抜ける作品ではある。



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