光の速さで感じるどころか「シャワーもしてないし」と言い、
濡れているのを指摘されると「こういうのひさしぶりだから」と述べている事から
むしろヤル気満々であり、客観的に見ればレ○プであるが、
どう考えても和姦と言わざるを得ず、初っ端からドラマとしては破綻している。
しかしながら、個人的には泣き叫ぶレ○プシーンなど沙汰の外である事から
ドラマ的要素を度外視してエロスにベクトルを大きく振っている事は良いのだが、
男優がヘタレなせいか、女優は前戯で逝く姿を見せず、
ファックでも1度しか絶頂を見せないと言う全く使用に耐えないものとなっている。
2番目のパートは、フェラ抜きである。
街中で偶然出会った2人と言うシチュエーションで、
車で送ってもらうことになったヒロインであるが、
当然の事ながら迫られると「気持ち良くしてあげる」と言ってフェラをして
射精に導いて精子を口で受けている。
尚、ヒロインは「お互い我慢しないと・・・これで終わりにしましょう」と
捨て台詞を残して去っていく。
3番目のパートは、オナニーである。
夜、寝室にて、間男との情事を思い出して発情したヒロインは、
オナニーを始めるが、お約束の如く、横に寝ていた夫が寝がえりを打ち、
場所を洗面所に移動すると鏡に映る痴態を見詰めながらオナって
1度だけ絶頂している。
ラストパートは、セックスである。
夫婦宅に夕食に招かれた間男と言う設定で、夫がトイレに立った隙に
抱き合ってベロキスをするなどのシーンを経て、
夫が酔いつぶれたのをよい事に、場所を寝室に移動してセックスへと展開している。
お互いを求め合い様なセックスが演出されているが、前戯での絶頂は皆無であり、
ファックでの女優は、6度の絶頂を見せている。
ヒロイン役の女優は、西野翔。
整ったきれいな顔立ちであり、
身長159cmに、スリーサイズが、B81cm W57cm H83cm。
適度な大きさのＣカップのバストに、腰はクビれて、張りのある尻をしており、
色気のある肉付きのスレンダーボディである。
冒頭で述べたとおり、ドラマとしては破綻しているが、
その分、ヒロインの心情の変化を描く様な小芝居は皆無であり、
女優は、初っ端からドラマ的制約を受けずに、
パフォーマンスを出せる状態にあるが、
本作の最大の問題点は、男優のセレクトである。
端的に言えば、人妻の不倫と言うストーリーであるが故に、
起用される男優は一人で、全てのカラミを担当しなければならないが、
顔は知っているが、名前は知らない程度の三下男優では、
全編を通じてヒロインの相手役をするには役不足であり、
ベテランである女優の頑張りはあるものの
やはりセックスと言うのは2人での作業であり、
クオリティがあまりにも違いすぎるが為に、
カラミが盛り上がらずに見せ場すらないものとなっており、
本作では2つのセックスパートが用意されているが、
1つ目は、絶頂シーンが1度のみである事から使い物にならず、
極めてコストパフォーマンスの悪い要因となり、
2つ目は、流石に6度の絶頂シーンがあるが、
前述した様に、ＡＶ的な魅せるカラミとして成り立っておらず、
見応えのないものとなっている。
全ては男優の無能に起因するが、起用した監督に全ての責任がある。
なぜならば、無能しか起用出来ないのであれば、
それは演出や男優への指導で作品のクオリティを保つのが、
監督の仕事であろうし、それが出来ないのであれば、監督の資質がなく、
資質がないものが監督をするならば、それはもう公害である。
結果的に、抜けない作品である。
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