川上奈々美さんの作品は、デビュー作を含めて５本観賞しているが、
使い回しのフォーマットであったり、企画に当てはめただけのものである為、
彼女の人となりは、正直よく知らなかったが、
本作では、散歩をしたり、ご飯を食べたり、ドライブをしたりと
よーいドンのインタビューと違い、
２人きりのデートを、カメラを回しっぱなしで撮影している為、
女優さんのキャラクターがよく解る内容となっており、
ニコニコした笑顔でいっぱいいっぱいお話して
ＡＶを始めてから女性らしいフォルムになった事や
その幼い面影とは裏腹に恋多き女である事を告白するなど
自分の言葉で自らの事をよく喋ると言うかぶっちゃけており、
嫌味のない本当に気持ちいの良い人柄である事が認識できる。
そして、彼女は影の部分を微塵も感じさせない程、底抜けに明るく、
まるで太陽あるが、しかしそれは、夏の強烈な日差しの太陽ではなく、
春のぽかぽかした陽気のお日様に感じられた。
しかしながら、プレイはエロく、ガードするスタッフなどいない中、
単体女優でありながら真昼間の駐車場で平然とオナニーをしてフェラをし、
カラミに入るとそれまでの明るい笑顔を浮かべた幼い少女の面影から一転して
別人の様な妖艶な大人のオンナの顔になっており、
元々、高いエロポテンシャルを持っているのは確認済みであるが、
スタジオでのハメ撮りと違い、本当の意味での初めてのハメ撮りが
彼女を昇華させたのであろうか、
今まで見た作品とは、雰囲気が格段に違う様に感じられ、
快楽の深淵に沈んでいくとでも表現すればよいのだろうか、
夢うつつの世界に浮かんでいる有様を見せており、
監督の言葉責めは燃料投下と化して燃え上がり、
スパンキングされると「叩いて」と懇願し、
嬉しそうに愛液まみれのペニスをフェラして、監督のアナルを舐めて舌を入れ、
もう帰ろうと言われると「離さぬ」とプレイの継続を望み、
ポロポロと涙を流して深く感じて喘ぎ悶える様など感動すら覚える。
体を硬直させると深逝き絶頂を見せて虚ろになる姿には絶頂すら覚える。
高い性的パフォーマンスを発揮して超絶見事なカラミを披露している。
口に出された精子を飲むと言い、精飲を経験を聞かれて「ない」と答えると
監督は女優の禁則事項を鑑みてゴックンする事を禁じているが、
それ程までに女優のめり込んでいた証ではないだろうか。
そして、カラミが終われば、幼さが残る少女の顔でニコニコ笑い、
とびきりの笑顔で精子を「美味しい」と言っており、
普通のＡＶのセックスとは違うハメ撮りドキュメントでしか見れない
素晴らしいカラミである。と個人的には思う。
デビューから２年半も経つ女優がフレッシュでキュートである事から、
監督のコンセプトは、新鮮さの源を探すことであり、
「彼女はいつも素直に向き合ってくれる。それが新鮮さの源だと思った」
と言う答えに辿り着いている。
川上奈々美さんは、とてもとても気持ちの良い女性で、
それを映し出すカンパニー松尾監督の手腕は素晴らしく、
幼い少女の姿で微笑えむ女優さんが、カラミになると豹変して
妖艶なオンナの顔で、感傷たっぷりに幸せと言って涙をポロポロ流して泣く
ギャップには、天と地のはざまには、思いもよらない事があることを思い知らされる。
結果的に、素晴らしいハメ撮りドキュメントであり、
超絶エロティックなエロビデオであり、
そして、素敵なアダルトビデオである。
ラストシーンは、帰りのドライブ、車窓に流れる夜景や
それにはしゃぐ女優さんが映し出されて、以下のテロップが流れている。
『a day in the life
馬鹿な話をする
東京タワーが右から
馬鹿な話をする
東京タワーが左へ
馬鹿な話をする
馬鹿な話をする
僕たちはさよならする
a day in the life』
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