デビュー作から見てくると、少し慣れてきた感があり、
個人的には、高揚感が段々と乏しくなってきている。
内容は、125分で４部構成。
最初のパートは、セックスである。
顔は、結構汗を掻いているのがわかるが、体は、汗だくと言うよりは、しっとりと
濡れているという感じであるが、それはそれでエロい。
また、お互いの汗ばんだ体を舐めまわしたり、騎乗位で、必死に腰を上下にピストンしたり、
腰を前後してグリグリするプレイを展開している。
フィニッシュは顔射であり、目が開けられないと述べているくらい、
広範囲に精子が飛び散っている。
尚、汗を強調する為に、終盤までコットンの長袖のＴシャツを着ているが、
女優は、それほど、汗を掻いておらず、あまり演出としての効果はない。
また、汗のテカり感を強調する為に、照明を落としており、画面は暗めである。
２番目のパートは、フェラ抜きである。
顔にまで、オイルを塗っており、体中テカテカ光っており、
健康的な肢体と相まって、エロく感じる。
途中、男優３人と体を舐め合うと言うか、汗を舐め合うシーン等もあり、
フィニッシュは、３人ともに顔射。口の周りを精子でベトベトにして笑った後、
暑いと言って崩れ落ちている。
ここでは、１パート目よりもさらに照明が落ちており、画面は暗い。
３パート目は、セックスである。
学校の教室と言うロケーションで、制服を着て登場し、
汗を掻いた男優一徹を痴女風に舐めまわすコント風小芝居の演出から始まる。
教室なので、体位に制約があり、イスに座っての騎乗位や机に寝ての正常位がメインである。
最終的に、全裸にハイソックスとスカートのみになっており、
フィニッシュは、顔射である。
ここでも、汗はよく掻いてはいるが、顔以外の部位の汗は、何か不自然な印象を受けた。
ラストパートは、セックスである。
前振りはなく、いきなりカラミから始まっており、ここではローションを使用している。
途中、水を口移しで飲ませ合うシーン等もあり、最後は精子を顔で受けている。
男優は、森原人であるが、ここでのセックスが個人的には一番見応えがあった。
尚、すべてパートで、お掃除フェラはデフォルトである。
「汗だく」や「汗まみれ」等のタイトルの作品が、
多くのメーカーからリリースされているが、
インタビューで、由愛可奈自身、あまり汗を掻かないと述べており、
実際、最初のセックスなどでは、コットンのＴシャツがビショビショになっておらず、
くんずほぐれずの濃厚なカラミの中で、自然と汗まみれになっているような印象を、
本作からは受けなかった。
女優は、本来このようなタイトルの作品には、企画的には向いてないように、
個人的には感じた。
どのパートにも男優の汗を舐めさせるシーンを導入しているが、
それほどフェチ色の強いものではなく、
実際、オイルやローションを使用しているパートもあるので、
それほど汗に拘る必要もなかったのではないかと思われる。
ただ、内容としては、フェラパート以外は、全て１対１のセックスという
オーソドックスなものであり、女優のパフォーマンスが高いこともあり、
普通に楽しむ事が出来る作品であり、
結果的に、抜ける作品である。
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