ゴリとラーのＡＶ放浪記

内容は、120分で3部構成。

始めに、地味で普通なＯＬであるヒロインが、ある男性と出会って恋に落ち、
付き合い始めるまでの過程が映し出されており、

最初のパートは、セックスである。

彼氏との初エッチと言うシチュエーションで、「好き」「好き」言い合っての
ananのSEX特集の付録ＤＶＤの様なイチャイチャラブラブのセックスが、
美しい映像美で映し出されているが、エロ味は薄く、

絶頂回数も性的クオリティの高い女優にすれば2度と少ないものであり、見応えはない。

また、ヒロインの腕時計を外すシーンやコンドームを装着するシーンがしっかりと
映し出されており、シルクラボの様な女性向きＡＶがよくする演出がなされている。


2番目のパートは、レイプである。

泥酔した彼の横で、彼氏の会社の社長役の男優ピエール剣に犯されると言う設定で、
ヒロインは悲鳴を上げ、泣き叫んで逃げ惑うが、力づくで押さえ込まれ、

口を抑えられ、ビンタされて、ペニスを挿入されて犯されて尻に射精されている。

なんちゃってではなく、本物志向のレイプと言う演出であり、
女優は感じる素振りも見せず、むりやり陵辱されているだけの映像で、
個人的には、使用に耐えないカラミである。


ラストパートは、輪姦レイプである。

ホテルの一室に呼び出されたヒロインは、ピエール剣、森原人、吉村卓と言った面々に、
陵辱されるというシチュエーションで、

されるがままに服を脱がされて全裸にされたヒロインは、頭をはたかれ、ビンタされ、
スパンキングされて、背中を蹴られ、激しくイラマチオされて涎を垂らして咳き込み、

罵倒されながら胸を鷲掴みにされて乳首を抓り上げられ、おもちゃで責められて、
代わる代わる3人の男達に犯され、ファックされながらイラマチオされ、

顔を足で踏みつけられて、自ら首を絞めさせられており、
神谷まゆにここまでするかと言うくらいの陵辱プレイが展開されており、

最後は顔射されてお掃除フェラをするとボロ雑巾の様になって横たわっている。


エピローグは、様子のおかしいヒロインを問いただして事の真相を知った彼氏が、
包丁を持って出て行くと

シーンが切り替わり、テレビのニュースから、彼氏がレイプ加害者を皆殺しにして
無期懲役となった事がわかると言うバッドエンディングとなっている。



ヒロイン役の女優は、神谷まゆ。

ショートボブが似合う可愛い顔立ちであり、
身長156cmに、スリーサイズはB84cm W58cm H84cm。

Dカップのバストは、どちらかと言うと小振りに感じられ、
張りのある適度な肉付きの肢体をしている。



本作の監督、嵐山みちるは、神谷まゆのドラマ仕立てのデビュー作も撮っており、
そのデビュー作が、一部女子に受け、女子会イベントにも呼ばれた事で、
完全に勘違いして自分の才能に酔ってしまったのであろうか。

あの作品が受けたのは、神まゆの可愛さもあるが、
男優が一徹であった事がその要因であろう。

前作の神谷まゆの陵辱作品でも糞のような作品を撮っており、

本来、嵐山みちるにドラマ作品を撮る力量など、皆無であり、

本作では、ラブラブの彼氏とのエッチから一転、彼の会社の社長に犯され、

社長とその愉快な仲間達に輪姦レイプされ、そのことを知った彼氏がファビョって

レイプした加害者を皆殺しにして無期懲役になると言うバッドエンドと言う筋書きで、

胸糞悪くなうような演出に悦に入っているのかもしれないが、

レイプの動機が「神まゆが可愛いから」だと言うのでは、バカらしすぎる。


基本的に、ＡＶにおいてのレイプ作品は非常に難解である。

加害者の心理、目的や欲求、被害者の心情とその行動原理を、

リアリティを保ちながらもファンタジーとして描かなければならず、

ただ、ハードに女優を責め立てる演出だけをレイプ作品とすれば、

それはただのイジメになってしまう。

神谷まゆをハードにレイプした事は一部評価されるであろうが、

女優が感じるシーンが皆無では、抜きどころがない。

嵐山みちるとか言うビチグソ監督が、自己陶酔しているだけの作品で、


結果的に、抜けない作品である。



　　


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