ゴリとラーのＡＶ放浪記

内容は、118分の４部構成。

赤い長襦袢の上から、麻縄で緊縛され吊るされるイメージシーンから始まり、

フィリピン逃亡の経緯やＡＶの志望動機に対して、
当たり障りのない返答をしているインタビューを経て、


最初は、レズビアンパートである。

目隠しされた黒髪ツインテールでアニメ声のロリキャラ女優を、
ボンテージ姿の小向美奈子が、責めるという体裁である。

赤いロープで、後ろ手にＭ字に縛り上げて、
手マンで逝かし、敏感になっている女性器をクンニし悶絶させており、
ペニバンをフェラさせ、バックからファックし、ロリ女優を痙攣イキさせている。

小向美奈子は、バストすら露出させず、終始タチ役に徹している。

本来なら、小向美奈子がネコ役で責められるのがセオリーであると思われるが、
豊満で少し狂気じみた小日向が、幼児体形の女優を責めるのは、

相手役の女優が感度抜群なだけに、逆の意味で見応えがある。
しかしながら、内容的には薄いカラミではある。

尚、ロリ女優は最後まで目隠しを取っておらず、顔は確認出来ない。


２番目のパートは、緊縛３Ｐ責めである。
胸が肌蹴た状態の着物姿で、荒縄で緊縛されて、片足も上げた状態で、
後ろ手に吊られている。この緊縛に結構な時間を費やしており、
その間に女優は、顔から首筋に多量の汗を掻いている。

緊縛終了後、縄師と入れ替わりに、男優、戸川と阿川が登場し、
３Ｐへと展開するが、最終的にはファックはなく、手マンで潮を吹きながら絶頂し、
終了している中途半端なパートである。
ここでは、縛り上げられたバストが、赤みを帯びているのが、印象的である。


３番目のパートは、セックスである。
首輪を付けら奴隷に扮した男優黒田が、女優に責められる体裁である。
女優が、乳首責めやフェラをした後、奉仕させる流れで顔騎でのクンニをさせており、
その後、騎乗位からバック、後背側位とファックが展開され、
フィニッシュは、正常位で顔射されており、お掃除フェラで終了している。

基本的に、女優がリードし男優に奉仕させる演出であるが、
責められると女優の反応が良すぎる為、演出的にはミスっているような気がする。

また、女優は、ボンテージ風のスリーインワンの下着を着ており
バストと下半身は露出しているが、着衣プレイである。
　

ラストパートもセックスである。
着物姿を、ロープで緊縛されている状態から始まり、
胸は肌蹴け、下半身は露出させられた上で、クンニや手マンで、
豪快に感じて、派手に逝った後、フェラからファックへと展開し、
フィニッシュは、口に射精されており、お掃除フェラで終了している。

尚、ここでは緊縛しているロープが緩く、すぐに解けている。


女優は、小向美奈子。
公式サイトによると、身長156ｃｍに、バスト96cm、ヒップ88cmとなっているが、
ウェストの表記がなされていない事からもわかるが、熟しだしたかなりぽっちゃりした
樽型の体形であり、Ｈカップのバストは、スライム乳と言えば聞こえは良いが、
軟乳が垂れており、実際はタレパンダである。

特筆すべきは、その感じ方である。
敏感によく感じ、よく逝っており、派手にビクンビクンと大きな動きで感じており、
時折、電気が走ったように痙攣している。　

また、歯を食いしばり、派手なアエギ声を上げたりと少し狂気じみた絡みを見せており、

鬼気迫る形相で感じまくるが、


個人的には、ルックスやスタイル、年齢等は、あまり気にせず、
感じ方のパフォーマンスが、最優先のプライオリティであり、

小向美奈子のパフォーマンスは、個人的には十分に評価出来るものである。



縛りがあったり、ボンテージ衣装であったりと和と洋のＳＭテイストを
取り入れており、全般的にＳＭ的な演出がなされている。

「花と蛇」へのオマージュなのか着物で緊縛のシーンも多いが、
カラミの内容が、薄っぺらいものであり、

あくまでも体裁程度のものであり、ＳＭではなくＳＭ風の作品である。

全編、なにかしらの衣装を付けた着衣プレイであり、
女優の敏感な反応が見づらく、パフォーマンスをスポイルしている結果となり、
また、豊満で縄の映える肢体なのだから、全裸で縄を打つべきであると
個人的には、不満を感じた。

総論として、女優の感じ方のクオリティは高いが、

作品そのもののレベルが低いと言うか薄っぺらい為、


結果的に、微妙に抜けない作品である。


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