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ゴリとラーのAV放浪記

鑑賞したAVを、感想文的にブログに記録しておこうと思います。

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マグダラのマリアの隠された秘密

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娼婦と言うのは世界最古の職業と言われているが、

世間的には忌避すべき生業と思われているのであろう。

しかしながら、イエス・キリストとか言う神の子と結婚して子供を生んだ女性、

マグダラのマリアは娼婦であった事を鑑みれば、それは偏見であろう。

夫のジーザス・クライストはゴルゴダの丘で十字架に磔にされて絶命するが、
彼女は南仏レンヌ・シャトーに逃げ延びてそこで子供を育てることとなる。


詳しくは、『レックス・ムンディ』(荒俣宏)に詳しく書かれているし、

また、『ダ・ヴィンチ・コード』の重要なプロットともなっている。

それはともかく、

AV女優と呼ばれる女性が、セックスをして金銭を受諾しているのは事実である。

しかしながら、彼女らの行為が売春に当たるのであろうか。

都市伝説の様に流布されているのは、モザイクがある以上、

実際に本番行為をしているかどうかわからないから売春には当たらないと言うものであるが、

これは屁理屈にもなっていない。

なぜなら、もし当局がメーカーにガサ入れしてモザイクがかかっていないマスターテープを

応酬すればどうなるかを考えれば、答えは明白である。

さらに考えれば、無修正ジャポルノにモザイクはない。

配信は海外サーバーからであっても日本で撮影していれば、アウトのはずである。

結論を言えば、モザイクは、公然わいせつ罪及びわいせつ物頒布罪の回避の為であり、

売春とは全く以って無関係ないものである。


また、AV女優は、プロダクションに属している故、

給料(ギャラ)はそこから支払われているから売春ではないと言う人もいるが、

これは、管理売春を説明していることと同義である。


これらを以ってAV女優は売春をしていないと言うのは、

全く以って無理があり、本気で信じている人は、想像力の欠片もないのであろう。


AV女優が受ける対価は性行為に対するものではなく、

ビデオ(映像作品)への出演の対価であると言う考えもある。

一見最も妥当な回答の様に思えるが、

この理屈は、『愛のコリーダ』に代表される映画での

本番行為からインスパイアされたものであろう。

日本で実際に性交を行った映画として初めて話題になったのが1976年の大島渚監督作品

『愛のコリーダ』であり、劇中で松田英子・中島葵がそれぞれ藤竜也と性交を行っており、

当時大きな社会問題となったが、これらは芸術性や表現の問題と言う領域の話であり、

性交を、本番を売りにするAVには当てはまらない。

なぜなら、AVは芸術作品ではなく、エロに特化したものだからだ。

それよりも何よりもそもそもの根拠である法律に言及していない事から、

ただの屁理屈にすぎないものである。


日本は法治国家である故に、売春行為であるか否かは、法律によって決められる。

つまりは、売春防止法である。

この法による売春の定義とは、「対償を受け、又は受ける約束で、

不特定の相手方と性交すること」とある。


ここで『不特定の相手方と性交すること』と言う文言に注目して、

星の数ほどいるAV女優とは違い、AV男優は少数であり、

女優は、いつも決まった顔ぶれとセックスをするから、

『不特定』ではなく『特定』の相手との本番行為であり、

売防法の適用除外の扱いを受けると言う理論を展開する人がいる。

しかしながら、ベテラン女優ならいざ知らず、

新人女優が絡むのは全て初見の男優ばかりであり、

ベテラン女優さえも新人男優とセックスをした瞬間に、

『不特定の相手方と性交すること』に抵触してあぼ~んである。


では、AV女優は売春婦なのかね?

私は否だと思う。

AV女優の行為は確かに娼婦と同じかもしれない、

体を売っているのだから。

ならば、相手方はどうなのだね?AV男優は?

彼らは、快楽の為に金を支払ってAV女優を抱いているのかね?

否であろう。

彼らもまた男娼にすぎない。彼らもまた金で体を売っているに過ぎない。

ならばどうなる?

セックスしている男女の間に、対価としての報酬を支払う行為など有りはしない。


考えてもみたまえ、第3者から金を貰った者同士がセックスをしている以上、

「売春防止法」にも抵触もしないし、それはもはや売春でもなんでもない。

これが、AV女優が売春婦ではない理由である。

確固とした完全な完璧な根拠である。


ともあれ、水面にいくら石を投げこんだとて、影をいくら踏みつけたとて、

水面は消えず 影は消えず。そういうものなのだ、それは。



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