ゴリとラーのＡＶ放浪記

なかなか内定がとれないヒロインの女子大生は、
ＯＢ訪問で親しくなった先輩役の男優トニー大木に

犯されて監禁されて調教されていくと言う筋書きのドラマ作品である。

レイプ、フェラ抜き、おもちゃ責め、セックスという構成であり、

その他に、ファックシーンが2つ、フェラ抜きシーンが1つあるが、
あくまでもヒロインが堕ちていく事を示唆するイメージシーンの様なもので使用に耐えない。

最初のレイプでは、信頼していたＯＢにレイプされると言うシチューションで、

女優はただ犯られているだけで、演出的にパフォーマンスを制約されており、
冗長で退屈に感じられる内容となっている。

おもちゃ責めパートでは、女優は制約なくパフォーマンスを解放しているものの
責め自体はぬるいものであり、絶頂シーンも2度しか見れない。

また、ラストの完堕ち後のカラミでは、女優は素晴らしいパフォーマンスを発揮しているが、
ハメ撮り及び固定カメラで撮影されており、

トニー大木の下手糞さと固定カメラの冗長さが相まって非常に見応えのない画面と
なってしまっている。


ドラマ的には、ヒロインが監禁されて調教されながら社会人の心得や心構え、
そして、面接の為のスキルを叩きこまれ、

結局、解放されて面接に合格すると言う興味深いプロットになっており、

不自然さが感じられない演出や男女の感情も巧く描かれており、

あくまでもアタッカーズとして鑑みれば、ドラマとしてのクオリティは高い。


しかしながら、ＡＶとしては肝心のカラミが2回しかなく、

最初のカラミは、ただ犯られているだけのレイプ演出で

女優の性的反応にも制限がかかり、絶頂シーンも見ることが叶わず、

ラスト完堕ち後のセックスにおいては、

前述した様に、トニー大木のハメ撮り及び固定カメラでは、

女優は高い性的パフォーマンスを捉え切れていない。


どんなにクオリティが高いドラマであっったとしても

ＡＶは抜くためのものであしか有り得ない。

結局のところ、本作は、ＡＶの本質、根幹が全く以って理解出来ていない

朝霧浄とか言う糞監督の自己満足の作品でしかない。


ただ、女優は当代屈指のハイパフォーマーであり、

ラストのパートでは、男優のハメ撮りが彼女の性的クオリティをスポイルしているものの

使えないことはない。但し、非常にコストパフォーマンスの悪い作品となっている。


結果的に、抜こうと思えば抜ける作品である。






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