ゴリとラーのＡＶ放浪記

亭主関白な夫との生活の中、度々夫が連れてくる部下に優しくされている内に

惹かれていくヒロイン。部下もヒロインを慕う気持ちをこじらせた結果、

レイプに及んでしまうが、この事がセックスレスのヒロインの体に火を付け、

愛し合う様になると言うストーリーであり、

ドラマティックな展開はないもののドラマとして成立している。

細かく見ていくと最初のレイプであるが、誕生日に花束をプレゼントされたり、

色々と優しくされていたヒロインは、夫の部下に惹かれていた部分もあるのであろう、

さしたる抵抗を見せずにされるがままで、感じる姿まで見せており、

流石にドラマ的設定の為か、絶頂は最終局面で1度しか見せていないものの

オラオラ系のレイプとは違い、どちらかと言えば和姦に近い形式である。


続く、セックスでは、一度は男を突き放すもののセックスレスであった

ヒロインの体に火が付き、逆に彼女から男を誘うと言う流れとなっている事で、

初っ端からお互いを求め合うナチュラルなカラミが展開されている。

ここでの女優は、前戯で2度、ファックでも2度絶頂を見せている。


ラストのセックスは、男はヒロインを自分のものであると顕示したい想いから

酔いつぶれた夫の横でヒロインを抱くと言う設定となっており、

女は女で「いけない人ね」と言って受け入れ、

ここでもお互いを求め合う様な熱いカラミを見る事ができ、

女優は、前戯で3度、ファックでは４度の絶頂を見せている。


尚、全てのパートにおいて、最終的に女優は全裸となっている。

また、夫の部下役は、男優桜木駿が起用されている。


女優は、北川舞名義となっているが、個人的に知る限りにおいては

牧野遥と言うお名前で、かれこれ10年くらいご活躍されている。

おそらく、アラフォーくらいかと推測されるが、年齢を感じせずに、

色っぽく、艶っぽく、今こそが完全に美しく感じられる。



前述したが、ドラマティックな展開はない、そこそこのドラマ作品であるが、

細かい所を指摘するならば、夫の部下が「どこでもドア」を使用したかの如くに

急にキッチンに登場するのはリアリティに欠けるものであるし、

カラミの最中、仲良く写る夫婦の写真をクローズアップするシーンがあるが、

ＮＴＲ的なお話でもなく、ヒロインが背徳感を見せる演出でもなし、

全く無意味な演出と感じられる。

ラストシーンでも割れた写真立てをクローズアップして

重要なイコンの様に見せているが、作り手の自己満足以外の何物でもない。


さて、肝心要の女優のパフォーマンスであるが、

体を波打たせて喘ぎ悶えて感じまくっており、顕著な性的反応は見せないものの

その艶っぽい雰囲気は、極めてエロティックなものであり、

女優さんに魅了されてしまう。

絶頂回数であるが、形式的にはレイプととなっているパートは除外して

通常のセックスでは、絶対的な回数はさほど多くはないものの

90分間と言う短めの収録時間で、レイプも含めてカラミが3つ、

ドラマ作品と言う事もあり、2つある純粋なセックスパートには、

それぞれ、約25分の時間しか割かれていない事で、

絶頂回数対時間で見ると相対的に決して少なくはなく、使用に値するものではある。

ただ、やはりカラミの時間が短い事には、不満が残るものであり、

男優が、女優のポテンシャルは１００％引き出せていない事も残念である。


結果的に、抜ける作品である。



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