ゴリとラーのＡＶ放浪記

「お嬢様シンドローム」と言うタイトルであるが、

女優をお嬢様として演出する事は皆無であることから、

タイトルと内容が乖離した作品となっている。

最初のパートは、インタビュー、オナニー、おもちゃ責め、フェラ抜きを

ワンパッケージにしたものであるが、女優はおもちゃ責めの際に

1度だけしか絶頂見せておらず、

さらにはこのパートには約1時間もの時間が割かれている事で、

非常に退屈に感じられる。

2番目のパートは、軽く拘束された女優がおもちゃ責めされると言うものであるが、

電マとローターの差こそあれ、前パートと同じプレイであり、

おもちゃ責めでは、女優は絶頂を見せておらず、

この後のクンニ、手マンで3度逝かされているが、最終局面であり、

ここでも退屈と言わざるを得ない展開となっている。


そして、ラストパートはセックスとなっているが、

115分で3部構成の為、これが唯一の本番であるにも関わらず、

25分しか時間が割かれておらず、唯一のカラミが最も時間が短いものとなっており、

構成の根幹が破綻してしまっている度し難い作品である。

また、全てのパートを同じ男優が担当しているが、

全般的にスローな責めでテンポが単調な為、盛り上がりが著しく欠けるものとなり、

グダグダで見応えにないカラミとなってしまっている。

その為、前戯での絶頂は皆無で、ファックで3度の絶頂を見せているが、

後述する様に、女優がＳ級パフォーマーである事を鑑みれば、

非常に不満が残るものである。

そして、モザイク越しでも解る疑似中出しと何もかもが最低なものとなっている。


二の腕、臍、腰にタトゥーを入れたヘボ男優は誰なのであろうか。

いや、誰でもいいので今すぐ辞めるのが絶対要綱である。


女優は感度抜群に小刻みに震えてビクついて喘ぎ悶え、

激しい痙攣を見せて絶頂すると言う素晴らしい性的パフォーマンスを披露している。


但し、製作陣が女優を無駄使いして作品をぶち壊しており、

倉科もえと言う女優さんを知り得た事だけが、唯一の収穫である。

これほど酷い作品は、滅多にお目にかかれず、


結果的に、抜けない作品である。