ゴリとラーのＡＶ放浪記

野村まいさんと言う女優が気になっていて１度見たいと思っていたのだが、
現在の所、主演作は4本しかリリースされておらず、

ごっくんモノは好き嫌い以前に興味がなく、ＳＯＤのデビューからの2連作は、
エセドキュメントなので見る気がなく、

個人的にはハメ撮りは嫌いであるのだが、タートル今田監督はドキュメント畑出身で、
尚且つ、春原未来さんのドキュメンタリーが秀逸だったこともあり、

本作を選んだ次第である。

主演の野村まいさんは、人妻であり、5歳の子供の母であり、
夫婦生活はほぼ円満で、セックスレスでもなく、

ざっくばらんな性格であるものの極々普通の女性で、

本作は、一見何の変哲のないハメ撮りドキュメント作品に見える。

でも、それはこちら側がクソの様なドキュメントＡＶを見過ぎて
麻痺しているからであり、言い換えれば洗脳されていると言ってもよい。


本作は二日間に渡り撮影されているが、2日目は初日から2か月後に撮影されており、
女優は、真っ黒に日焼けした姿を見せている。

このことは、会話でも見る事が出来るが、今田監督はわざわざ
「家族3人で海に入り浸っていたそうです」とテロップを飛ばして強調している。

また、子供が夏休みの為、ビデオのお仕事をしていない事から、
夫以外とはセックスをしていない事も会話とは別にテロップに飛ばしている。

何故、どうでもいい事の様に思えるささいな事を強調するのであろうか。と言う疑問。

ここで気づかされる。とても重要な事を。

女優さんは、人妻であり、母であり、普通の女性である。

でも、僕が見ているのはＡＶで、ＡＶに出ると言う事は少なくとも普通ではない。

普通の女性が、普通でないＡＶに出ている。

このギャップに気づくと一見何の変哲のないドキュメントが色を変える。

だからこそ、女優さんが普通であることを強調する事には意味がある。

些細な事でも大切な事。これは拾って繋げて積み上げていく。

当たり前の事を当たり前に黙々をこなして作り上げていく。

僕は批評家ではないので、この様な意図があったかどうかは解らないけど、

少なくとも僕はそう感じたんだから仕方がない。


本作はパンチ力があったり、派手さがあるわけではないから、

衝撃を受けたりする類のものではないけれど、

僕を糞ＡＶの洗脳から解き放ってくれた意味でも、

とてもとても良いドキュメントなんだと思う。


とは言え、ＡＶである以上、肝心なのはカラミである。

本作は、4パートで構成されている。

前半1パート目は、オナニーからのフェラ抜きで、
ここではオナニーから始まり、途中促されてフェラをすることになるが、

フェラに集中してしまい自慰での絶頂は見せずに、口内射精に導いている。
尚、ここでの女優は、完全着衣である。


前半2パート目は、ハメ撮りとなっており、
前戯も程々に、早々とペニスを挿入してのファックと言う展開で、

女優は、射精されると精子を口で受けてゴックンしている。
尚、ここでの女優は下着姿であり、最終盤、ショーツだけ脱がされている。


前半はラブホと言うロケーションであったが、後半は、場所を温泉旅館に移しており、

3パートのハメ撮りは、部屋付きの露天風呂からはじまり、
途中ベッドに移動してのカラミとなっており、

男女ともに前戯に多く時間を割き、ここでの女優は全裸を晒しており、
ここでもフィニッシュはごっくんをきめている。


後半4パート目は、浴衣姿で目隠し拘束された状態から始まって
全裸及び拘束解放へと移行しており、電マ責めのシーンも見られ、

最後は、精子があまり出ないが為に顔射に失敗すると言う愛嬌ある終わり方である。


総じて、ロケーション、シチュエーション、衣装、セックスに差別化が図られており、

同じ様なハメ撮りを延々と繰り返し見せられる様な事もなく、

3パート目は、夫とのセックスではキスをしなくなったとの話を受けて、
ベロキスが多いものとなっており、

4パート目では、女優のリクエストで、目隠しや拘束をするなど、

監督の勝手な演出による差別化ではない事は、評価に値する。


そして、女優は凄まじいポテンシャルを見せ付けており、

感度抜群にビクッビクッと敏感に痙攣して喘ぎ悶え、

快楽に飲み込まれてヨガリまくり、

ファックされながらアナルに指を突っ込まれて感じるシーンも見られ、

キレのある激しい痙攣を長々と見せて

数え切れない程何度も絶頂して逝き狂うと言う

素晴らしい性的パフォーマンスを発揮して見応えのあるカラミを堪能させてくれる。

はっきり言って、とっても良いハメ撮りドキュメント且つ実用性の高い作品であり、


結果的に、確実に抜ける作品である。



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