ゴリとラーのＡＶ放浪記

事業に失敗した親の借金を返済する為に、本業の教師以外にもバイトをして
身を粉にして働くが、その事で彼氏と別れることとなり、

寂しさを紛らわす為にバイブをコレクションするくらいの
オナニストである言う設定で、

帰宅したヒロインは、嬉々として宅配物を明けると
中から出てきたバイブに電池をセットしてオナるシーンから始まり、

ある日、空き巣に入られたヒロインは、これ見よがしに並べられた
玩具のコレクションを見て戦慄し、

後日、目を覚ますと空き巣役の男優チャラス吉村に口を塞がれ、
殺すぞと脅され、おもちゃで自慰している事を嬲られ、

さらには、ネットや学校に秘密をバラすぞと脅され、
手を取られて股間を触らされると密かに興奮しており、

我に返って揉み合いながら真っ裸に剥かれ、
ビンタされた事が自分への言い訳となって男に身を任せ、

バイブで責められて感じまくり、言葉で嬲られ、膣やアナルを視姦されて興奮し、
「舐めて」と懇願してクンニされると小刻みに痙攣し、

ペニスを咥えさせられるとイラマチオされ、
命令されてフェラしながらオナる姿を見せ、最後は顔射されている。


体の火照りが治まらないヒロインは、バイブオナニーで紛らわそうとするが、
満足出来ずに、空き巣が言い残していった言葉通りに、

ベランダに赤い傘を下げてサインを送り、下着姿で男を迎えると言う展開で
体を舐め回され、下腹部が映し出されると穴あきパンティを履いており、

アナルを舐められてブルブル震えながら心に中で「挿れて」と繰り返し、
クンニされて小刻みに痙攣し、むしゃぶりつくかの如くにフェラをして

全裸になって自らペニスを挿入するとファックされて虚ろになって感じまくり、
ここでやっとベロキスされるシーンも見られ、最後は全身にに精子を掛けられている。


この後、何度も体を交える事を示唆するシーンが映し出され、

またもや空き巣を呼び出したヒロインは、空き巣先で男が強姦している噂が
真実である事を知ると嫉妬と独占欲がないまぜになった感情に突き動かされて

一戦交えた後であるにも関わらず、男を罵倒しながらフェラをして勃起させ、
シックスナインを経て、「欲しい」と言って自らペニスを挿入して

ファックされると喘ぎ悶えて感じまくり、最後は陰毛に射精されている。

エピローグは、このままでは堕落すると感じたヒロインが、
男を警察に売るシーンで終わっている。



ヒロインの心情をナレーションを使って語らせるなど、

ディテールに拘った演出がなされている事で、

昭和的ではあるものの非常にエロティックな雰囲気を醸し出した作品であるが、

よくよく考えれば、欲求不満のオナニストが、

バイブの代わりに空き巣を呼び出してセックスすると言う荒唐無稽な筋書きで、

ストーリー的に見て根本が破綻している。

また、ヒロインはどんなに感じても喘ぎ声を押し殺しており、

その理由を「声を上げたら教師でいられなくなるから」と述べている事から、

最後のセックスで、喘ぎ声を上げているのは

聖職者である事を辞めて欲望に堕ちたと考えるのが妥当であるが、

最後は空き巣を警察に売ると言う展開は、意味不明であり、


ヒロインの心変わりを巧く描けていない事、

教師は聖職者と言う事を強く演出していない点、

堕ちていく感がイマイチな事が相まって

全く理解出来ない結末となっている。


また、肝心のカラミであるが、ほぼ暗闇の中と言うシチュエーションとなっている事で

本当に見づらいものとなっており、さらには女優が「イク」と口にしていない事で、

全く抜きどころが見つけられない。


結局の所、ロマンポルノ崩れの作品を、

マックスエーから出す事自体、企画倒れであり、

エロティックな雰囲気は醸し出してるものの

破綻したドラマに力を注いで、肝心かなめのセックスシーンを疎かにして

金を出してるユーザーの事を１マイクロリットルも考えずに完全に無視して、

自分だけが気持ちよくなればそれでいいと考えている

製作陣のマスターベーション的なＡＶであり、


結果的に、抜けない作品である。



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