また、光夜蝶からリリースされた「今日、あなたの妻が浮気します。妃悠愛」が
ヒットすると類似商品としか言いようないパッケージをパクった作品が出ている。
AV業界と言うのは、パクリ、偽造、コピペが当たり前の世界である事がよくわかる。
これは、私の純粋な疑問であるが、
「テレクラキャノンボール」は何故パクられないのだろう?
上っ面をパクるのは、簡単。AV男優をバイクや車に乗せて出来レースをして、
仕込みの企画女優をナンパさせて適当に順位を演出して、
専属女優をボールガールにすれば、
簡単に、アイポケ・キャノンボールやSOD・キャノンボールなどの
なんちゃってキャノンボールが出来上がる。
「劇場版キャノンボール」が、ヒットし続けているのは、
単にAVファンが喰い付いた訳ではないだろう。
カンパニー松尾監督は好き嫌いが別れる監督であるし、
既存の松尾監督の信奉者、崇拝者、狂信者だけでは、どう考えても無理だし、
実際に劇場に足を運ぶと意外と女性客が多い事に驚かされることからも
ツイッターを中心とした口コミに煽られた
非AVクラスタが盛り上げた現象なんだと思う。
AVと言うパイが飽和して減少に転じている今、
AVメーカーは、非AVクラスタ層を喉から手が出る程欲しいのではないのか。
でも、パクらないのは賢明ではあると思う。
騙され慣れたAVファンならともかく、
非AVクラスタがパチモン掴まされたら、2度とAVを見なくなるだろうし、
それどころが炎上してしまう。
パクり大好きのAV業界はパクっていない中、
テレビ業界がパクったのは非常に興味深い。
即ち、めちゃイケ・キャノンボール。
そして、スペースシャワーTVにてオンエアされた
「BiSキャノンボール2014 -BiSなりの解散DOCUMENT-」これは、カンパニー松尾監督自らが指揮を執っているので、
パクリではなく、リブートと言った方がよいと思われるが。
内容は、『テレクラキャノンボール2013』チームが、
その内容を解散したメンバー達に伝えず撮影したドキュメントである。
これ、めちゃくちゃ面白かった。
梁井監督は、また金髪だし、
嵐山監督は、カレーライスの食べ方バグってるし、
バク山監督は、バディを組んで相手に対して、
ドラフトで負けたことを隠して、クジで決まったとしれっと嘘つくし、
今田監督は、財布を見失って出会ったばかりのアイドルに金を借りようとするし、
ビバる監督の大豪院邪鬼の件も吹くし、
隊長は、話に夢中になり過ぎて、リハの時間にアイドルを遅れさせるし、
ちゃんと平沢審判部長のしゃべくりも聞くことが出来るし、
紛うことなきテレキャノ・スピリットに満ち溢れていていたよ。
でも、これは序章に過ぎず、本編は来年2月に東京・テアトル新宿にて上映される。
テレクラキャノンボールは、どこまで行くんだろうか。
地平線の彼方まで行ってしまう勢いだわ。