ゴリとラーのＡＶ放浪記

『劇場版 テレクラキャノンボール2013劇場版』が大人気で大成功して

その反響の大きさに追加上映が決定したそうである。

そして、天と地の狭間の電脳空間には、熱い感想が満ち溢れている。

しかし、映画を観た人の何百倍、何千倍、何億倍の人々は、

羨望、妬み、嫉み、怨嗟、羨慕の感情が込み上げずにいられないでいる。

観ない人生より観る人生を選んでも観る事が出来ない人々が多いからだ。

何故か、それは『劇場版 テレクラキャノンボール2013劇場版』が単館上映だからだ。

2006年夏、鳴り物入りで公開されたジブリ映画の『ゲド戦記』、

そして、フジテレビジョン、GONZO、ワーナーエンタテイメントジャパンが、

宮部みゆきの原作をアニメ化した『ブレイブ・ストーリー』。

２大タイトルの狭間で、ミニシアター並みの規模で上映された『時をかける少女』は

高い評価をされて口コミが口コミを呼び、

上映用のフィルムの数が少ない事から、

約１年をかけて日本全国をリレーしていく事となり、

国内外における映画・アニメ賞など23冠を受賞している。



だから、『劇場版 テレクラキャノンボール2013劇場版』もいける。

確実に、絶対に、完璧に、徹底的に、全国へ羽ばたける。

灰色の水平線を踏破できる。



観る人生を選んでも観ることに出来ない老いも若きも男と女の

羨望と怨嗟を歓喜と熱狂の渦に変えて見せてくれ。


肉食動物にも立ち向かっていける草食動物でありたいと願う人々を

こっち側の世界のバカ踊りで席巻しまくってくれ。



観せるか魅せないかの人生なら、

カンパニー松尾監督には、魅せる人生を選んでくれる事を切に願う。

チャック・チャック・イェーガー