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ゴリとラーのAV放浪記

鑑賞したAVを、感想文的にブログに記録しておこうと思います。

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ジーザス栗と栗鼠スーパースタースペシャル 琥珀うた

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最初のパートは、素人&玄人男優に対してのフェラ10人抜きであるが、
女優は2人の男優を射精に導けない事で、辻丸耕平に説法を喰らわされ、

軽く混乱している所に、水を満たしたタライと共に登場した
男優今井勇太に指で水滴を掛けられると水責めされると洞察した女優は、

「水だけはムリ」と泣き叫び喚き倒して机にしがみついて撮影どころではない状況で、
登場した監督に不条理な論理を振り回されて激怒し、「バカ」「信用できない」と罵倒し、

監督は監督で信頼関係がなければ撮影出来ないとの遣り取りが展開しており、
素を見せろと言われて女優は嫌だと言うと、ならばAV女優に徹しろと言われ、


笑いながら犯されて見ろと指示されるが、女優は涙で顔をグチャグチャにして
嗚咽を漏らして泣きながら今井勇太にファックされると言うカラミが展開している。

この後、監督とさらに話し合うが、話は平行線を辿り拉致が飽かずにケリが付かない。


2番目のパートは、シスターと神父様と言うシチューエーションで、
男優カルロス栗原とのカラミである。
ここでは、女優が男優を責める演出がなされている。


3番目のパートは、コントの様な寸隙の中で行われるカラミであるが、

女優に本域で足蹴にされた男優タカシは、血みどろになってボロ雑巾の様になり、
監督が心配してギブアップを何度も進めるが「大丈夫です」と言って、
さらに女優を激怒させてボコられると言う阿鼻叫喚の後、

男優野島誠とのセックスが展開されるが、惨劇の後のファックでは
勃起どころか萎えてしまう。


4番目のパートは、AKBの衣装を着た女優と花岡じったとの
思わす噴出すほどのコントの後、カラミへと展開しているが、
男優は野獣の様なカラミをしておらず見応えはない。


5番目のパートは、ナースと患者と言うシチュエーションのカラミであり、
患者役の小沢徹は、アナルで体温を測られ、尻をスパンキングされ、
小便までも飲まされてると言うコント仕立ての寸劇の後、

カラミへと展開するが、女優は膣の不調を訴えて撮影が中断となり、
この後のカラミは後日、別撮となっている。


6番目のパートは、貧乏一家に借金を取り立てに来た組長役の因田奈男と
チンピラ役の森原人と言うシチュエーションで、

因田奈男は、女優に激辛飲料やお菓子を次から次へと口に突っ込まれて悶絶しており、
さらに、BBAにフェラされると言う目も当てられないコントが展開されている。

この後、森原人との別日に撮影されたカラミが映し出されている。


ラストパートは、フェラ抜きである。

ロープで拘束された女優が、辻丸耕平にプロ意識がないとお説教されるが、
結局、どこまで言っても話が一向に噛み合わっていない。

本来ならカラミへと展開するはずであるが、
女優が膣を故障している為に、フェラ抜きへと展開している。


『ジーザス栗と栗鼠スーパースタースペシャル 琥珀うた・・・

アイドルと言う虚像の裏側を覗き込む事の意義を見出せないまま迎えたエンディング。

これで良かったのか。公と私の往復で琥珀うたは何を得て何を失ったのか。

初ジーザスから26年もの歳月を過て「女優意識の変化」から

「作品コンセプト」が取り残されてしまった感がある。

だからど派手なエンディングはやめにしてこれにて終了。』

とテロップが流れて終幕となっている。



『ジーザス栗と栗鼠スーパースタースペシャル』のコンセプト、

安達かおる監督の作風を考えれば、好き嫌いが激しく別れ、

見る人を選ぶと言うか、製作側がユーザーを選んでおり、

琥珀うたのファンだとかパッケージがエロいからと言う理由で見てはいけない作品であり、

厳密に言って本作は万人向けのものではなく、

他の作品と比べれば、琥珀うたのパフォーマンスは低いし、

見応えのないカラミのオンパレードで、結果的に抜けない作品である。



女優に様々な物事をぶつけ、刻々と変化する状況に応じて

演出を再構築しながら女優の心を丸裸にすると言う手法で撮影されており、

これはもう監督と女優の戦いであり、闘争である。


AV女優と言う城を陥落させて琥珀うたと言う個としての存在を被写体とする

その目的だけにこのAVはある。

その為には、10人の素人&玄人の汁男優も

カルロス栗原、野島誠、森原人、

ヒールでめっためったに足蹴にされて血まみれの半殺しにされたタカシ、

アナルで体温を測られ、スパンキングされ、顔にションベンをぶっ掛けられた小沢徹、

激辛な食物を喰わされまくって悶絶した因田奈男、

あの花岡じったでさえも

いや、AVの肝心要のカラミでさえも

琥珀うたを打倒するための生贄だ。


琥珀うたを打ち倒し続けねば演出が出来ずに一歩も前に歩めない

そのために何もかも引っくり返して叩き売りである。


目的のためなら手段を選ぶなと言うのは君主論の初歩だそうだが、

世の中には手段の為ならば目的を選ばないという様な 

天と地のはざまには我々一般ユーザーの哲学では思いもよらないAVがあることを

思い知らせてくれる。もしくは、思い出させてくれる。


AVと言うのは、抜くためのコンテンツであり、ツールである。

だが、本作はすでに記した様に、カラミですら

琥珀うたと言う個としての存在を描写する為の捨て駒である。

では、これはAVではないのか。私は否だと思う。

なぜならば、この様なことはAVでしか出来ないからである。

まれにこのようなAVがある。

まともに抜こう等とは始めから考えてはいけない作品が。

もうジーザスの様の作品を撮れる人間も極めて少なくなった。

ならば、AVだから見れるエンターテイメントとして捉えなければならないのだろう。


最終的には、監督は女優は打ち倒せず、女優は打ち倒されず、

邂逅も和解も理解もなく、

古い皮袋に新しいワインを入れると言った解りやすいエンドでもなく、

一体、最後に何が残ったのか、


私は、評論家でもなく、ライターでもない。

ただAVを見て感想文を書きなぐっている凡人にすぎず、

はっきり言って、本作は難解でよくわからない。


しかしながら、結局の所、突きつめて行けば

30年も前からAVを取り続けている古参兵の鬼のドキュメンタリスト安達かおると

平成生まれの最新型AV女優琥珀うたとの


ガキの喧嘩である。



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