【閑話休題】抜けるか抜けないか、それが問題だ。
東良美季さんのブログを読むきっかけは覚えてはないが、
確か、奥山貴宏さん絡みであった様に思う。
東良さんは、みャ太とぎじゅ太と名づけられた拾った子猫達の成長と
闘病生活から死を迎えるまでを描いた『猫の神様』と言う本も著しておられる。
悲しい物語ではあるのだけれど、
飼い主のネコ達への深い愛情の物語でもあるので、読書後、重く切ない気分にならない。
東良さんには、AVライターと言う一面もおありになり、東良さんのブログを読んでいると
カンパニー松尾監督やバクシーシ山下監督の名前が出てくる。
東良さんと言う方の文章は嫌味がなく美しい文章であり、否応無く吸い込まれてしまうが、
シットアップとスクワットをしながら『ビデオ・ザ・ワールド』誌のレビュー用DVDを観て
と言うブログの記述には、非常に違和感を覚えた。
メンズナウというウェブサイトを見ていたら、
アケミンさんが、男優の一徹にインタビューするコラムがあり、
その中で、以下のような記述があった。
一徹 当時はお金もないから借りるビデオも3本1000円とかで。
厳選に厳選を重ねる気持ちって分かります?
──ごめん、分からない。基本AVって仕事で見るものだから
自分でお金出すことってないんだよね、私は。
また、アケミンさんのツイッターには、
「みんなそんなにAVライターに仕事しながらオ○ニーしてほしいのかしら?
解せないなあ?。だからなんなの?」との発言がある。
遠い昔、HAMJM論争と言うものがあった。
かつて、安田理央さんのブログの記事から始まった雨宮まみさんとの論争である。
そこで安田さんは、サンプルとしてAVを貰って見るから「面白い!」と言うことが出来る。
と言う趣旨の発言をされている。
一般ユーザーは、AVをレンタルするにしろ購買するにしろ、身銭を切っている。
では何の為にAVにお金を払うのか、それは抜く為で、
厳密に言うとオナニーして射精する為のネタとしてAVを見る。
だから、ユーザーにとって、抜けるか抜けないかが最大の問題で、
抜けないAVは不良品であり、金返せ、リコールしろと言いたくなるのが、人情である。
しかしながら、AVライターと言う人々は、オナニーする為にAVを見る訳ではなく、
お金を得ると言う目的の為に、原稿を書くための手段、方法としてAVを見る。
ズボンを脱いで、気が早い人ならパンツまで脱いで、液晶画面を見る人はいるが、
運動したり、メモを取りながらAVを見る人はいない。
AVライターと一般ユーザーの価値観は全く違うし、もう、次元が違ってしまっている。
そうであるとするならば、一般ユーザーにとって、AVライターの書くレビューは、
紹介記事と言う体裁の提灯記事や批評性があるレビューも関係なく、
全くもって価値がないものであるばかりか
良質な情報を見つけるのを邪魔するノイズでしかない。
ライターの書いたレビューに価値がないなら、
AVライターと言う人々には、存在価値があるのだろうか?
『ビデオ・ザ・ワールド』誌が休刊と言う名の廃刊になり、
AVライターと言う職業の方々が活躍する場であったAV雑誌も
燎原の火に焼き尽くされてしまった感がある。
AV雑誌が壊滅した要因は、時代の流れでもなく、時代とズレてしまった訳でもなく、
ユーザーとは乖離したスタンスでレビューを書くAVライターのせいでもあるのだろう。
そして、行き場を失くしたAVライター達は、
電脳空間に侵食していくだろうし、(もうすでにしているのだが、)
ネットは広大だから彼らを受け入れる。そして、またノイズが撒き散らされる。
AVはアタリよりハズレが圧倒的に多い。
うそを嘘と見抜ける目を持たないとネットから情報を得るのは難しいものだが、
身銭を切る以上、アタリを引く確率を高める為にネットを活用する人も多いだろう。
抜ける、抜けないと言う基準ではない異様な情報がネット上に垂れ流されるのは、
めんどくさいことだ。
東良さんと言う方の文章は嫌味がなく美しい文章であり、否応無く吸い込まれてしまうが、
シットアップとスクワットをしながら『ビデオ・ザ・ワールド』誌のレビュー用DVDを観て
と言うブログの記述には、非常に違和感を覚えた。
メンズナウというウェブサイトを見ていたら、
アケミンさんが、男優の一徹にインタビューするコラムがあり、
その中で、以下のような記述があった。
一徹 当時はお金もないから借りるビデオも3本1000円とかで。
厳選に厳選を重ねる気持ちって分かります?
──ごめん、分からない。基本AVって仕事で見るものだから
自分でお金出すことってないんだよね、私は。
また、アケミンさんのツイッターには、
「みんなそんなにAVライターに仕事しながらオ○ニーしてほしいのかしら?
解せないなあ?。だからなんなの?」との発言がある。
遠い昔、HAMJM論争と言うものがあった。
かつて、安田理央さんのブログの記事から始まった雨宮まみさんとの論争である。
そこで安田さんは、サンプルとしてAVを貰って見るから「面白い!」と言うことが出来る。
と言う趣旨の発言をされている。
一般ユーザーは、AVをレンタルするにしろ購買するにしろ、身銭を切っている。
では何の為にAVにお金を払うのか、それは抜く為で、
厳密に言うとオナニーして射精する為のネタとしてAVを見る。
だから、ユーザーにとって、抜けるか抜けないかが最大の問題で、
抜けないAVは不良品であり、金返せ、リコールしろと言いたくなるのが、人情である。
しかしながら、AVライターと言う人々は、オナニーする為にAVを見る訳ではなく、
お金を得ると言う目的の為に、原稿を書くための手段、方法としてAVを見る。
ズボンを脱いで、気が早い人ならパンツまで脱いで、液晶画面を見る人はいるが、
運動したり、メモを取りながらAVを見る人はいない。
AVライターと一般ユーザーの価値観は全く違うし、もう、次元が違ってしまっている。
そうであるとするならば、一般ユーザーにとって、AVライターの書くレビューは、
紹介記事と言う体裁の提灯記事や批評性があるレビューも関係なく、
全くもって価値がないものであるばかりか
良質な情報を見つけるのを邪魔するノイズでしかない。
ライターの書いたレビューに価値がないなら、
AVライターと言う人々には、存在価値があるのだろうか?
『ビデオ・ザ・ワールド』誌が休刊と言う名の廃刊になり、
AVライターと言う職業の方々が活躍する場であったAV雑誌も
燎原の火に焼き尽くされてしまった感がある。
AV雑誌が壊滅した要因は、時代の流れでもなく、時代とズレてしまった訳でもなく、
ユーザーとは乖離したスタンスでレビューを書くAVライターのせいでもあるのだろう。
そして、行き場を失くしたAVライター達は、
電脳空間に侵食していくだろうし、(もうすでにしているのだが、)
ネットは広大だから彼らを受け入れる。そして、またノイズが撒き散らされる。
AVはアタリよりハズレが圧倒的に多い。
うそを嘘と見抜ける目を持たないとネットから情報を得るのは難しいものだが、
身銭を切る以上、アタリを引く確率を高める為にネットを活用する人も多いだろう。
抜ける、抜けないと言う基準ではない異様な情報がネット上に垂れ流されるのは、
めんどくさいことだ。
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