ゴリとラーのＡＶ放浪記

なぎら健造が監督を努めるアイデアポケット版の「夫の目の前で犯されて」である。

内容は、100分で3部構成。


最初のパートは、レイプである。

足の不自由な若者役の男優一徹を、不憫に思い、優しく接する人妻であるが、
急に押し倒されると力ずくでキスされ、「お願い、僕を慰めて」と勝手な事を言われて、

服を乱され、乳首を舐められると「いや」と抵抗して逃げ出そうとするが、
スカートとショーツを脱がされるとクンニされ、フェラを強要されるが、

断固として拒むとペニスを挿入されそうになり、激しく抵抗するものの犯されてしまう。

ヒロインは、ファックされながら全裸にされ、最後は、顔射されている。

ここでのヒロインは、終始、マグロ状態で嫌がっており、少し冗長に感じられた。


2番目のパートもレイプである。

酔って帰ったきた夫が、家に帰るなり、酔いつぶれて寝てしまったタイミングで、
家宅侵入した若者にレイプされると言う流れで、

ヒロインは、夫の前で跪かされ、無理やりペニスを咥えさせられるとイラマチオされ、
｢声を出せば、旦那さんにバレちゃうよ」と言われてベロキスされている。

ヒロインは、一度、犯されている事に後ろめたさを感じて、夫に助けを求めるどころか
逆に、バレないように、されるがままに別室に連れ出されると服を乱されて、
乳首を舐められ、ショーツを脱がされるとクンニ、手マンされて息を荒げている。

正常位じゃらペニスを挿入されると立ちバック、騎乗位、正常位とファックされて、
段々と感じ始め、最後には、口に手を当てて声を抑える程に、喘ぎ悶えて感じまくっており、

フィニッシュは、顔射されている。


ここで、何度も情事を重ね、肉欲に堕ちていくことを示唆するイメージシーンが
差し込まれており、慣例のシャワーを浴びながらのセックスシーンも映し出されている。


ラストパートは、セックスである。

完堕ちしたヒロインは、キスされると舌を絡まし合い、耳や首を舐められると胸を揉まれ、
服とブラを巻くり上げられると乳首を、舐められ、抓まれて「気持ちいい」と喘ぎ、

ショーツの中に手を入れられて膣を触られ、愛液に付いた指を舐めさせられており、
ショーツを脱がされて、大股開きに膣を開かれて視姦されると

クンニ、手マンされて感じており、服を脱がされて上半身裸にされると男の乳首を
舐め、口だけでパンツを脱がすとフェラをし、ディープスロートも見せている。

ファックされている所で、夫が帰宅すると言う演出で、

ヒロインは、喘ぎ悶えている所を、夫に見られてしまい、動揺するが、
夫は、レイパーに、杖で殴り倒され、床に転がって呻いている。

ヒロインは、「やめて」「いや」と悲鳴を上げるものの抵抗欠しく、
ペニスを挿入されてファックされると泣き叫ぶが、ベロキスされて口を塞がれ、

スカートを脱がされて全裸にされ、「あなた、見ないで」と何度も言いながらも
心とは裏腹に、喘ぎ悶えて感じまくり、最後は、顔射されている。

虚ろな目をしたヒロインは、「あなた、ごめんさい」と呟いている。


エピローグは、足の不自由なはずの若者が杖をしまい、
普通に歩いて帰って行く姿が、映し出されている。



ヒロイン役の女優は、丘咲エミリ。

取り立てる程でもないが、可愛い顔立ちであり、
身長165cmに、スリーサイズは、B87cm W56cm H87cm。

Dカップのバストは少し小振りに感じられ、クビレが少ないが、尻は程よく大きく、
引き締まった適度な肉付きのスレンダーボディである。



若者が、何故、ヒロインを狙ったのかの動機が描かれておらず、

夫の影が薄く、レイプも荒々しいものではない事で、背徳感や凌辱感が感じられず、

貞淑な妻から肉欲に堕ちていくプロセスが巧く描かれておらず、

感情移入出来ないドラマになっている。

また、男優に、一徹を起用した時点で、ぬるいレイプになるのに加えて、

荒々しく犯すカラミではなく、おねだりレイプをする演出になっており、

堕ちるというよりは、イケメンに嵌まった人妻の不倫と言った印象を受ける作品である。


セックスパートにおいては、レイプは、仕方ないにしても

完堕ち後のセックスでも女優は、特筆すべき性的パフォーマンスを見せておらず、

また、「イク」と口に出すシーンは皆無であり、抜きどころが見つけにくい。


結果的に、抜けない作品である。



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