ゴリとラーのＡＶ放浪記

セックス、オナニー＆おもちゃ責め、フェラ抜き、セックスと言う構成であり、

セックスは、女優と男優が無言で責め合い、組んず解れつ絡み合う濃厚なものと

ハードコアではないが、目隠しや拘束と言う演出を取り入れた

見掛けはソフトＳＭチックなものとに差別化が行われ、

フェラ抜きも、ただ単にペニスを舐めて終わる退屈なものでなく、

男女の絡みからのフィニッシュであり、

全編を通じて奇を衒った演出や監督が出張って目立つこともない

このメーカーによく見られるパターンのものであるが、

マンネリ化が進まないのは、おそらくシンプル且つオーソドックな

プレイ内容である事から女優のパフォーマンスの鮮度が高く映るからであろう。

ただ、このメーカー特有の不自然な汗やキャミにショーツと言う衣装は

「またかよ」を通り越して「いい加減勘弁してよ」レベルで飽きがくる。


それはさておき、本作はエロにフォーカスして、抜く事だけに拘った

シンプルでオーソドックなプレイを魅せるインスタントＡＶ。

おそらくＡＶのルーツ的な演出なのであろうが、

これらを嫌ったのかどうかは知らないが、様々な企画ＡＶが氾濫する中、

インスタントＡＶそのものが、レアな存在となっている様に感じられ、

個人的には、自己満足的に奇を衒ったり、無気力に大量生産される

下らん企画モノよりも相対的に価値があると思っている。


そして、本作の様な作風の場合、肝は女優のポテンシャルに左右されるが、

夏希みなみと言う女優さんは、感度抜群にビクついて

涎を垂らして喘ぎ悶えて感じまくり、ビクビクと痙攣して絶頂し、

真偽のほどが定かではないが、

おもちゃ責めでは乳首だけで逝く奇跡のシーンすら見せており、

情事の余韻の中、息も絶え絶えに朦朧となって痙攣して悶えると言う

高い性的パフォーマンスを発揮している。

特筆すべきは絶頂回数の多さであり、

実際、フェラ抜き以外のメインを司るパートでは

数え切れない程何度も絶頂する姿を見せて

全く以って抜きどころに困らない極めて実用性の高いカラミを堪能させてくれる。


結果的に、確実に抜ける作品である。