ゴリとラーのＡＶ放浪記

倒産寸前のソフト製作会社の社長が、ベンチャー投資家の笹木良一に資金援助を
申し出て、その条件として新しいソフトの3か月以内の完成と

妻であるヒロインを同じ期間、秘書として自分のもとで働かせる事に同意する。

笹木の命を受けて同じく投資した浅見草太のもとに出向いたヒロインが、
いきなりレイプされそうになるが、抵抗して逃げ帰ると

笹木に荒縄で縛り上げられて、拡大解釈された契約書にある命令には絶対服丈
もしそれを破ればペナルティと言う事を厳しく体に刻み付けられる様に、
浅見草太に犯される事になる。

その後、自らの会社の社員のがんばりを見て意を決したヒロインは、
笹木の言いなりになりながらも厳しく教育されてビジネススキルを上達させる。

その後、夫の新開発のソフトが納期に間に合い完成。
ヒロインもすんなりと解放される事になるが、

いつの間にか笹木を尊敬して惹かれている事を自覚したヒロインは、
彼のもとを訪れて抱かれると言う筋書きである。


最初のパートは、レイプ。

笹木が緊縛及び剃毛した後、彼は捌けて浅見草太が犯す流れで、
ここでのヒロインは着衣の上からの緊縛であり、

レイプと言う設定上、感じているのかいないのかは解らず、
個人的には使い物にならないプレイに終始している。

尚、浅見の出番はここだけであり、この後は全て笹木が担当している。


2番目のパートは、フェラ抜き＆おもちゃ責めである。

ここでのヒロインは、従順ではあるが心までは堕ちていない設定であり、
全裸に荒縄で緊縛された姿で、イラマチオされて口内射精され、

次いで、おもちゃ責めされる流れであるが、絶頂は1度しか見せていない。


ここで、全裸で緊縛されたヒロインが笹木を求めると言う
夢をイメージしたシーンが差し込まれており、
彼女が笹木を尊敬して惹かれている事を示唆している。


3番目のパートは、オナニーである。

全裸に緊縛された姿で働くヒロインであるが、抱かれる事を期待しながらも
一切手を出してこない笹木に欲求不満になり、

縄を股間に擦り付けてオナニーする流れであるが、
ここでも絶頂は1度しか見せていない。


ラストパートは、セックスである。

結局、1度も抱かれないままに解放されたヒロインであるが、
ここでは心まで笹木に陶酔する堕ち様を見せて自ら抱かれに行く設定である。

前戯での絶頂は皆無、ファックでの絶頂は2度と抜きどころがないセックスである。



ヒロイン役の女優は、都盛星空。

きれいな顔立ちをしており、
身長166cmに、スリーサイズは、B88cm W60cm H90cm。

形の良いDカップのバストに、腰は括れて、大きな尻をしており、
適度な肉付きの肢体で美しいスタイルをしている。

尚、作品の中で剃毛されてパイパンになっている。



このドラマ作品の面白いところは、ベンチャー投資家が融資した企業を育て上げる為、

ヒロインをレイプさせる事も調教する事も

全てはビジネススキルを叩き込む事が目的であり、

実際、笹木がヒロインを抱くことなく秘書から解放している事からも

彼がシビアなビジネスマンである事を伺わせ、

故にヒロイン自らが、彼に尊敬の念を抱いて惹かれていくと言う心情の根拠を

巧く描いた良質な作品となっており、

調教されて身も心も堕ちていくと言う短絡的な手垢に塗れた陳腐なＡＶとは

一線を画すものとなっている。


とは言え、完成度はそれほど高いものではなく、

特に契約書の拡大解釈だけで奴隷秘書となる導入部分は荒唐無稽であるし、

浅見草太の役割は解らないではないが、彼の存在を消去して

もっとシンプルなプロットにした方が、より完成度が上がったであろうし、

せっかく剃毛シーンまであるにも関わらず、

無毛の恥丘に射精するシーンがあるくらいで、

パイパンを煽る演出は一切ない事など

突っ込みどころは満載である。


総じて、ドラマとしては良作であるのだが、

最初のレイプでは、設定的に女優がパフォーマンス発揮できるものではなく、

その後のおもちゃ責め、オナニーでも各1度ずつしか絶頂は見られず、

本作最大のクライマックスである最後のセックスパートでも

絶頂は2度しか見られず、抜きどころが見つけられない。


結果的に、抜けない作品である。


蛇足であるが、久方ぶりに笹木良一さんを見かけた。お元気で何よりと思いました。



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