LUCY/ルーシー
ごく普通の平凡な女性ルーシーが、闇取引に巻き込まれて
体内に埋め込まれたCPH4という新種の麻薬が漏れ出して覚醒していくお話。
監督は『レオン』『ニキータ』のリュック・ベッソン。
ヒロインは、スカーレット・ヨハンソンが演じる。
人間の脳内でのニューロンネットワークへのアクセスは10%と言われており、
このCPH4と言う麻薬は、アクセス率を飛躍的に伸ばせると言う設定であり、
初期には赤ちゃんの記憶まで思い出す事ができ、さらに覚醒していくと
おそらくサイココミュニケーション的な理屈で、
他人の脳に侵入して「感覚をハックする」と言う前庭刺激インタフェースを
機械に頼らずに実現して他人の体を自在に操れる様になり、
電脳ネットワークにもアクセスして何もかもハックし、
さらには、遺伝子の螺旋情報も遡って何千年も前の情景すら見える事が可能となる。
ここでの描写であるが、おそらくミトコンドリア・イブを限界まで辿り、
ヒロインと同じ名前であり、そしてこの映画のタイトルでもある
世界最初の女性であるアウストラロピテクスのルーシーと邂逅しているのは
非常に興味深い。
また、アクション映画としての側面もあるのだけれど、
どんどん覚醒していくヒロインに、マフィアなんぞが太刀打ちできるはずもなく
無双状態の活躍を見せます。
普通の女性から覚醒していく様を演じるスカーレットも素晴らしいです。
最後、ヒロインはネットと融合すると言う結末ですが、
人工的な覚醒である事から、人間としての形態を維持できずに
生きる為の方法としてネットと融合した見方も出来きますが、
個人的には、100%覚醒した彼女にとっては
人としての形は意味をなさないものとなり
ネットこそがその生息領域に相応しい場所だったのではないかと思うのです。
で、彼女はどこにもいなくてどこにでもいる存在になると言う結末。
簡単に言うと『AKIRA』の力に覚醒した草薙素子少佐が、
人形使いと融合するみたいなお話です。
一見、科学的な突っ込みどころが満載に映る所見もあるのかもしれませんが、
与えられた設定から自分なりに読み解くのが面白しろくもありました。
ただ、重力を自在に操れるロジックは、理解出来ませんでしたが・・・。
視野角をハックして錯覚でも見せていたのでしょうか?
おそらくサイココミュニケーション的な理屈で、
他人の脳に侵入して「感覚をハックする」と言う前庭刺激インタフェースを
機械に頼らずに実現して他人の体を自在に操れる様になり、
電脳ネットワークにもアクセスして何もかもハックし、
さらには、遺伝子の螺旋情報も遡って何千年も前の情景すら見える事が可能となる。
ここでの描写であるが、おそらくミトコンドリア・イブを限界まで辿り、
ヒロインと同じ名前であり、そしてこの映画のタイトルでもある
世界最初の女性であるアウストラロピテクスのルーシーと邂逅しているのは
非常に興味深い。
また、アクション映画としての側面もあるのだけれど、
どんどん覚醒していくヒロインに、マフィアなんぞが太刀打ちできるはずもなく
無双状態の活躍を見せます。
普通の女性から覚醒していく様を演じるスカーレットも素晴らしいです。
最後、ヒロインはネットと融合すると言う結末ですが、
人工的な覚醒である事から、人間としての形態を維持できずに
生きる為の方法としてネットと融合した見方も出来きますが、
個人的には、100%覚醒した彼女にとっては
人としての形は意味をなさないものとなり
ネットこそがその生息領域に相応しい場所だったのではないかと思うのです。
で、彼女はどこにもいなくてどこにでもいる存在になると言う結末。
簡単に言うと『AKIRA』の力に覚醒した草薙素子少佐が、
人形使いと融合するみたいなお話です。
一見、科学的な突っ込みどころが満載に映る所見もあるのかもしれませんが、
与えられた設定から自分なりに読み解くのが面白しろくもありました。
ただ、重力を自在に操れるロジックは、理解出来ませんでしたが・・・。
視野角をハックして錯覚でも見せていたのでしょうか?
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