ゴリとラーのＡＶ放浪記

内容は、160分で４部構成。

最初のパートは、セックスである。

男優は杉山が担当しており、ほぼ会話のないセックスと単調な責め、
さらには、絶頂シーンがない事も相まって非常に冗長に感じられるカラミである。


2番目のパートは、フェラ抜きである。

女優が愛撫されるシーンから始まり、放尿を経てフェラ抜きと言う展開であるが、
屋外と言うロケーションでありながら女優を全裸にまでして
羞恥を煽る演出がなく、ここでもほぼ会話がない事で退屈に感じられる。

3番目のパートは、おもちゃ責め＆ブッカケである。

男優はピエール剣を筆頭に3人の汁男優が起用されており、
女優は、ローターや電マで責められて快楽に耐え切れずに暴れ倒し、

潮を漏らしながら何度も絶頂するシーンを見せており、
途中、顔や胸に射精されている。

本作で唯一の絶頂シーンが見られるパートではあるものの
許容範囲を超える快楽に「怖い」「やめて」と怯えており、

あまりエロさを感じられるものではなかった。


4番目のパートは、３Ｐである。

男優はピエール剣と戸川夏也が担当している。

ここでは、中盤から女優が「痛い」「やめて」と涙を流して泣きじゃくっており、
絶頂シーンも皆無で、痛々しいカラミを見せ付けられ、

抜ける要素は皆無である。


また、全編を通じて男優の顔にはモザイク処理がなされているが、
この事に関しては意味も意図も解らないものである。



女優は、御舟みこと。

幼さく可愛い顔立ちをしており、
身長149cmに、スリーサイズは、B80cm W56cm H81cm。

Cカップのバストは少し小振りに感じられ、腰は括れて、小尻をしており、
小柄で華奢な肉付きの肢体をしている。



全編を通しておじさんと言いなりになる少女の関係性が描かれているが、

その関係性がさっぱりわからないシチュエーションとなっている。

ガチガチの設定を押し付けるよりもザックリとした状況の方が、

ユーザーの妄想を喚起できるものと個人的には考える。

ただ、本作の場合、妄想を誘発させるべきサインが全く仕込まれておらず、

訳の全く解らないシュールなシチュエーションとなっていて

全般的に、意味が不明である。


さらには、ほぼ言葉を発していない事で女優の感情がうかがい知れない事や

おもちゃ責めパート以外には絶頂シーンがない事も相まって

セックスシーンも非常に無機質に感じられ、

ラストの３Ｐに至っては、男優は乱暴な言葉使いもしないし、

ハードな責めをしている訳ではなく、客観的に見て凌辱的ではないものの

幼い少女然とした女優が「痛い」「やめて」と涙を流して泣きじゃくり姿は、

性的虐待を彷彿させるものであり、

ロリペドでリョナのジル・ド・レなら歓喜するかもしれないが、

個人的には、萎えてしまうカラミである。


総じて、絶頂シーンがおもちゃ責めパートでしか見られないと言うのは、

ほぼ抜きどころが無いに等しい作品であると言わざるを得ない。

また、タイトルに嘘偽りはないもののパッケージの明るいイメージと

内容がかけ離れている事もある意味、作為的に感じられる。

ともあれ、作品を選び間違った感は否めず、


結果的に、抜けない作品である。