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ゴリとラーのAV放浪記

鑑賞したAVを、感想文的にブログに記録しておこうと思います。

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カンパニー松尾スペシャル2001年テレクラの旅 PART.1 PART.2

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V&Rからリリースされた『スペシャル2001年テレクラの旅』の復刻版で、

内容は、PART.1では、仙台、青森、新潟、富山を車で踏破し、

PART.2では、公共の交通機関を利用して

富山、大阪、奈良、神戸、高知を舞台にした、

2001年当時に撮影されたカンパニー松尾監督によるドキュメントである。


十年一昔と言うが、2001年当時に撮影された作品である為、

動画のアスペクト比は4:3だし、現在と比べると画質は悪く、

確かに古臭さは感じれないでもないが、

旅がテーマになっているからかそれもまた雰囲気があるものに思えるし、

30代半ばのカンパニー松尾監督が、テレクラ、伝言ダイアル、出会いサイトを

駆使して疾駆する様は、ロードムービーそのものに感じられる。



現在、テレクラ自体は絶滅危惧に瀕しており、

2001年当時でもかなりヤバイ状況になっているものの

「テレクラキャノンボール」が大流行りの昨今、

テレクラにそれほど珍しさは感じないが、

ツーショット伝言ダイヤルと言う固定電話を利用しての出会い系と言うのは、

最近見かけはしないし、そんなのもあったよなと懐かしく思い出され、

ネットを利用しての出会い系も駆使されているものの

ウィンドウズ95が発売されてから6年の月日しか流れていない当時では、

ネット自体が今から見ればかなり稚拙である。

この通りインフラ自体は、かなり古びた印象を受けるものの

面白いのは、システムが現在と違うだけで、

カンパニー松尾監督がやっている事は、当時も今も何も変わっていない事である。


監督が撮影する素人女性は、19歳から三十路半ばまで多岐に及び、

ルックスもAV女優と比ぶべくもない

中には綺麗なお姉さんも見受けられるが、それは稀有であり、

基本的に、「抜き」に特化した作品では有り得ない。

しかしながら、仕込まれた女優ではないからこその人間模様が映し出されており、

それは時に見たくもない様なものである事もあるのだけれど、

だからこそ、人間臭さが満ち溢れている事が非常に興味深い。

方向性やベクトル、内容は全く違うのだろうけど、

どこか「テレクラキャノンボール」と同じ様な匂いを感じてしまう。



面白いと言うか興味深いのは、全ての女性が生でのセックスに応じている事で、

しかしながら「生」と言うリスクは顕著に映し出されており、

監督は性病に感染して、オチンチンから膿が出て旅が強制終了されている。

監督曰く、『刀が折れてしまった』

故に本作は、PART.1 PART.2に分かれており、

春に終わった旅を、秋に再スタートさせる形での連作となっている。



カメラ片手に地方に行って、相手がフリークスであろうとも股間を熱くし、

地雷原を傲岸に不遜に、駆け抜ける若きカンパニー松尾監督の姿が拝める作品である。



作品中に奏でられるテロップを紹介して終わりたいと思います。


『気持ちだけでいいじゃないか自由なんて sex,curry and rock'n roll』


『薄っぺらくていいじゃないか平和なんて sex,curry and rock'n roll』


『つまらない大人にはなりたくない tough,cool and humantouch』


『懐かしい思いが蘇った

子供の頃、乗ってた電車には必ずこんな連結部分があって

そこはとても怖いんだけれど、わざと乗って

「ウオォーこええー、けど十秒我慢したら俺は強いんだ」などと心の中で

心の中で思って

僕は大人になった』



『疲れたら 休めばいい

水を飲んで

飯を食って

また明日へ』



カンパニー松尾スペシャル2001年テレクラの旅 PART.1 PART.2全国縦断素人ナマ撮りドキュメント 燃えよテレクラ ~風は南へ~,全国縦断素人ナマ撮りドキュメント 燃えよテレクラ ~風はもっと南へ~硬式ペナス ラスト尿 林由美香


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