ゴリとラーのＡＶ放浪記

h.m.pからリリースされた星野遥のデビュー作であり、内容は170分で４部構成。


最初のパートは、インタビュー＆初脱ぎである。

インタビューはテンプレ使用のありきたりなもので、
初脱ぎシーンへと展開すると女優はモジモジと恥じらい、緊張に顔を強張らせて
新人らしい初々しさを見せている。

尚、ここまで約30分もの時間を費やしている。

２番目のパートは、初セックスである。

相手役の男優は貞松が務め、緊張と不安が入り混じった表情から始まっているが、
カラミが始まると恥じらいと快楽のせめぎ合った初々しいカラミを見せている。


３番目のパートは、ハメ撮りである。

相手役の男優は小田切ジュンで、２人きりである事からか
女優は意外にもリラックスした雰囲気で、段々と恥じらいから

快楽に酔いしれる姿を見せ始めており、パフォーマンスも向上しているものの
所詮、男優のハメ撮りであり、画面的にはダメダメである。


４番目のパートは、オナニーである。

口では「恥ずかしい」と言っているものの躊躇なく全裸を晒し、
ローターを使用してのオナニーを披露している。


ラストパートは、セックスである。

男優は黒田将稔が担当しており、ここでの女優は積極的にカラミに参加しており、
もはや普通のＡＶレベルのセックスを見せている。



女優は、星野遥（20歳）。

整った顔立ちではあるが、パッケージとは印象が違い、
実際は可愛い印象を受けるルックスである。

身長160cmに、スリーサイズは、B80cm W57cm H87cm。

小振りに感じられるＣカップのバストに、腰は括れ、小尻をしており、
スレンダーなボディである。



初脱ぎパートで全裸になった後、テロップに出る「おちんちん」や「おまんこ」などの

いやらしい言葉を言わせる演出をしているが、

いい年をした大人が、よくもこの様なキモイ事を考え、実行するものであるし、


各パート間、イントネーションがキモい監督が

女優に絡んでひたすら会話をしているのがウザく、

ＡＶデビューをドキュメントとして撮影しているつもりかもしれないが、

それならば、何故、会話がステレオタイプのテンプレ仕様なのであろうか。

もしくは、承認欲求を満たしたいだけなのか

それとも自己主張の強い目立ちたがり屋なのか

それならば、何故、男優の顔にモザイクをかけてないにも関わらず、

監督自らの顔をモザイクで隠すのであろうか。

作品の整合性と言う意味でも問題である。

さらには、セクハラまがいに女優の体に触るシーンも見受けられるが、

全く意味不明の行動である。

どちらにせよ、ザック荒井とか言う監督は度し難い。


さて、肝心の女優であるが、

最初は初々しさを見せつつも右肩上がりにエロさを増していき、

敏感で感度よく喘ぎ悶えて感じまくり、

フェラをすると涎をダラダラと垂れ流し、

暴れ気味に全身を揺らして絶頂するなど

高い性的パフォーマンスを発揮している。


そして、特徴的なのは、笑顔の様なアヘ顔である。

決して笑っている訳ではないのであるが、

感じてくると口角を上げる特性ゆえに、どうしても笑顔の様に見えてしまう。

故に、笑顔で喘ぎ悶えると言う量産型ではない

ワンオフでスペシャルな女優さんと言っても過言ではない。

彼女自体はエロく感じられるが、

笑っているかの様なカラミはエロさをスポイルしており、

ちょっと言葉では言い表せない不思議なセックスである。


ただ、女優の表情の如何を問わず、絶頂シーンが少なく感じられ、

初セックスでは前戯で1度だけ、ハメ撮りでは、前戯で2度、ファックで1度

オナニーでの絶頂は1回で、ラストのセックスでは、前戯で2度、ファック3度と

抜きどころに照準を合わせるのが難しいものとなっている。

デビュー作故に致し方がない所であろうが、


結果的に、抜けない作品である。